モンキー星雲と移動したゴミ

モンキー星雲

  • FSQ85ED 主焦点 450mm
  • SXP赤道儀  LPS-P2光害カットフィルター
  • NexGuideオートガイダー GS60Sガイド鏡
  • EosKissX2 IR改造 ISO1600
  • 総露出時間40分 (5分×8枚)
  • ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理 トリミング
  • 9/11 AM3:20~
  • 大阪府貝塚市善兵衛ランド天文台駐車場

 

オリオン座の散光星雲NGC2174 モンキー星雲です。猿の横顔に似てるのでそう呼ばれてます。

撮影当日は「地味なメシエ天体しか撮らない」「我慢できずにすばるを撮ってしまった」・・・などと言いながら、ちゃっかり赤物も撮っちゃってたりします ( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ

 

この日、最初の撮影対象を試し撮りしてカメラのモニターで確認したところ、カメラのイメージセンサーにゴミが付いてる事が発覚。

以前付着していたゴミは「ペッタン棒」で綺麗になったので、今回新たに付いたようですね。

まあ、撮影終了後にフラット撮るから大丈夫やろ と楽観視してました。

 

いつもダークとフラット補正はステライメージを使用してます。

↓↓補正前↓↓

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モンキー星雲をべイヤー配列で開いた画像です。ゴミが2カ所、周辺減光もありますね。

この画像にダーク・フラット補正を行います。

プレビューをオン、ガンマとオフセット値をスライドさせて適正と思われる画像にすると・・・

ノイズも消え周辺減光も補正されて、ゴミが消え・・・てませんっ (°д°lll)  ガーン

↓↓補正後↓↓

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画像下部のゴミは消えてますが、上部のゴミは消えず、逆に増えてます。

上部のゴミがフラット撮影時に移動したみたいですね (>ω<、);

これはもう防ぎようがないです。

まあ、ハイクオリティーな画像を求めてないのでこれぐらいぜんぜんOKなんですが。

しかもゴミが目安になって、ちょうどいいガンマ値とオフセット値を得やすかったです (*^_^*)

いま付着してるゴミはまた「ペッタン棒」で取ることにします~。

 

 

 

 

 

M77 もう顔にしか見えないNGC1055

M77

  • FSQ85ED 主焦点 450mm
  • SXP赤道儀  LPS-P2光害カットフィルター
  • NexGuideオートガイダー GS60Sガイド鏡
  • EosKissX2 IR改造 ISO1600
  • 総露出時間20分 (5分×4枚)
  • ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
  • 9/11 AM2:30~
  • 大阪府貝塚市善兵衛ランド天文台駐車場

 

くじら座の銀河、M77です。メシエ天体最大の17万光年の大きさの銀河ですが視直径は小さいですね。

M77の右上に淡い渦巻銀河NGC1055、他にも淡い銀河がいくつかありますね。

 

NGC1055、中央に暗黒帯もあってM104ソンブレロ銀河のようです。

もっと大きく撮れればおもしろい対象かもしれませんね。

ふたつの恒星が目、銀河が口・・・いちど顔に見えてしまうともうそれ以外には見えません

子供の頃よく描いた絵描き歌コックさん

 

♪棒がいっぽんあったとさ 葉っぱかな? 葉っぱじゃないよ かえるだよ~♪♪

・・・・・へたっ  ( ̄_ ̄|||)

 

 

 

 

 

 

 

 

キラキラワイヤー2号ですばる

m45

 

  • FSQ85ED 主焦点 450mm
  • SXP赤道儀  LPS-P2光害カットフィルター
  • NexGuideオートガイダー GS60Sガイド鏡
  • EosKissX2 IR改造 ISO1600
  • 総露出時間40分 (5分×8枚)
  • ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
  • 9/11 AM1:30~
  • 大阪府貝塚市善兵衛ランド天文台駐車場

 

GPV予報では曇りでしたが、「迷ったらGO!!」で自宅から10分の善兵衛ランド天文台駐車場に。

前日9日にも行ったんですが機材を設置したら全天ドン曇り。

今日こそはなんとか撮影したいとゆう気持ちでセッティングを完了。

夜半過ぎには雲ひとつない状態でした。こんなことなら暗い場所まで遠征すればよかったな・・・と少し悔やみましたが「今夜は地味なメシエをたくさん撮る」と決めてたので派手な対象には目もくれず、数個撮影。

でも、目に入ってくるんですよねぇ。「やっぱ、すばる撮りたいな」の気持ちが抑えられず、しかも持っていたワイヤーで「キラキラワイヤー2号」まで作ってしまった (;^ω^A

 

今シーズン2度目のすばるですが、やはり明るい空では、山口のじぃさんのおっしゃるところの「巨大宇宙人が刷毛で刷いたガス」が出ませんね。

キラキラワイヤーもやっぱ明るい輝星には微妙かも  f  ̄. ̄*)

 

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  • FSQ85ED 主焦点 450mm
  • SXP赤道儀  LPS-P2光害カットフィルター
  • NexGuideオートガイダー GS60Sガイド鏡
  • EosKissX2 IR改造 ISO1600
  • 総露出時間6分 (3分×2枚)
  • ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
  • 9/11 AM4:20~
  • 大阪府貝塚市善兵衛ランド天文台駐車場

 

かに座のプレセペ星団と火星。下の大きなオレンジが火星です。9日が最接近だったようですね。

土星のシーズンは終わりましたが、木星と火星がこれから見やすくなりますね。

 

 

 

 

 

メシエ制覇途中経過

 

おもえば昨年6月に眼視派から撮影派に転身、11月にはメシエ撮影制覇を目論みました。

で、「メシエはいくつ撮影したんだろう」と数えてみたら73個。

あと37個残ってます。しかも地味なのばかり (;´ω`)

車で数時間かけて遠征に行ったらそりゃ派手なのを撮りますよね。

 

↓いままで何度も撮った、または何度でも撮りたい派手なメシエ天体達↓

 

いっぽう、地味な対象は自宅近所やベランダでの撮影が多くなります。

散開や球状などの星団は多少の光害があっても写ってくれますが、小さな銀河は85mm単焦点鏡筒にはキツイです。

↓もう二度と撮らないであろう地味なメシエ天体達↓

長焦点鏡筒ならまだ迫力もあるんでしょうけどねぇ。

華やかなメシエ天体にくらべ、地味な奴らは天文雑誌に投稿されることもなくひっそりと輝き続けるんでしょうね  (´_`。)グスン

そもそもメシエカタログ、彗星探索に邪魔な天体を集めたものですが、「どう見たら彗星と間違えるねんっ」ってのもありますね。

カタログ作成途中で趣旨が変わったんじゃね?って思うところもありますが、今日こうして楽しめるのもメシエはんのおかげかな と思ったりしてます。

 

とにかくあと37個、地味な奴らを撮らないといけません。

もう撮影不可能で来年に持ち越し対象も多いです。

未撮影は散開星団が8個。小さな銀河が9個。誤記・不明天体が2個。

地味で同じにしか見えない球状星団があと18個も!! (。>0<。) オーマイガッ

まあ、メシエ撮影表が埋まっていくのは楽しいんですけどね。

来年には制覇したいと思ってます。

 

 

 

 

 

 

ネタがないのでモザイク合成でお茶を濁す

バンビの首飾り

バンビの横顔と首飾りをモザイク合成してみました。

横顔の部分は自宅から10分の善兵衛ランド天文台駐車場、首飾りは和歌山の生石高原です。

撮影日はもちろん空の暗さもまったく違うので、違和感あります。目を細めてご覧ください (=_=)

 

 

M16M17

 

M16わし星雲とM17オメガ星雲もくっつけてみました。

余分な部分をカットしたら、細長くて掛け軸のようになってしまったので印を押しておきました。

上半分のわし星雲の方が全体的にすこし赤いです。気にせずご覧ください (=_=)