北天最大のつぶつぶ

m13

・FSQ85ED エクステンダー 680mm F8
・SXP赤道儀 HEUIB-Ⅱフィルター
・Nex Guideオートガイダー GS60Sガイド鏡
・EosKissX2改 ISO1600 8分×4枚 20秒×2枚
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理 トリミング
・1/24 5:14~ 和歌山県海草郡紀美野町 のかみふれあい公園

 

オメガ星団の後に撮ったヘルクレス座のM13です。

オメガ星団は撮影時の高度が8度でしたが、こちらは50度。撮りやすいです。

処理的にも、低空のオメガ星団は露出不足も手伝って背景がムラムラで大変でしたが、こちらは楽チン。

小さな銀河も、おまけ程度ですが写ってます。

 

北天最大の球状星団ですが、やはりオメガ撮影の後ではかなり小さく感じました。

カメラの背面モニターに写ったその姿に「こんなに小さかったっけ?!」と導入天体を間違えたのかと思ったほどでした。

てなわけで、オメガとM13を比べてみました。

 

hikaku

 

オメガ星団が中央にきてませんが、どちらもトリミングなしです。

やっぱオメガはデカいですね〜。

「オメェがオメガか」って感じです。貫禄ありますねぇ。

ちなみにM13よりもM5のほうが明るくて大きく見えるって話もあります。

地味に思われがちな球状星団ですが、このクラスになると眼視でも撮影でも見栄えがしますね。

暗い場所でドブソニアンを使って高倍率で見ると、そのつぶつぶ感に圧倒されます。

ほんと「うひゃーっ!」って感じです。

 

 

夜半を過ぎると気温も氷点下。機材についた夜露も完全に凍ってます。

寒いですけど、黄砂やPM2.5がやって来る前の透明度のいい夜空は今だけですもんねぇ。