ケフェウス座IC1396

IC1396

・FSQ85ED レデューサー 327mm
・SXP赤道儀 HEUIB-Ⅱフィルター
・Nex Guideオートガイダー GS60Sガイド鏡
・EosKissX2改 ISO1600 7分×4枚
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
・2015/5/25 3:08~ 和歌山県海草郡紀美野町 のかみふれあい公園

 

あかん。タイトルが普通すぎる・・・。

「とにかく明るいガーネットスター」とかいろいろ考えたんですけどね。パンツ一丁じゃないし・・・。

まあそんなこんなで、網状の後に撮ったケフェウス座の輝線星雲IC1396です。

前回の記事で少し触れてますけど、網状よりも光害の影響のあるケフェウス座の対象。

これもたくさん言い訳をしないといけないかもしれません ヾ(-`ω´-o)ゝ

撮影スタート時刻は薄明開始3分前。なんとか使える4枚で処理してみました。

 

画像上部、とにかく明るいガーネットスターの直径は太陽の1500倍。眼視でも人気のある星ですね。

あと、この対象は赤一辺倒にならないように処理するのがポイントかと思います。

初めて撮った3年前は、真っ赤なカブトガニのようになりました。

淡く広がった星雲にいろんな形の暗黒帯がありますね。

画像下方のヘビや横になったカエルのような暗黒帯もコントラストよく仕上げられればよかったかもしれません。

あと、このIC1396といえば「像の鼻」と呼ばれるvdB142ですね。

無理を承知で切りとってみました。

 

vdB142

 

20光年ほどある長い鼻ですね〜。

可視光では暗黒ですけど星間ガスの塊で、新しい星が生まれてるらしいです。

・・・と、たまにはアカデミックなことも言っておかないと。。。

 

 

撮影当日の薄雲に覆われてる天の川です。

ですが新月期の予報を見ると、これくらいの薄い雲で文句を言ってはいけないかもしれません。

しばらくの間、関西のGPVは灰色です。

 

 

 

 

 

 

 

 

撮影中からダメだった時の言い訳を考えてた網状星雲

網状星雲

・FSQ85ED レデューサー 327mm
・SXP赤道儀 HEUIB-Ⅱフィルター
・Nex Guideオートガイダー GS60Sガイド鏡
・EosKissX2改 ISO1600 7分×16枚
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
・2015/5/25 0:20~ 和歌山県海草郡紀美野町 のかみふれあい公園

 

先月撮った はくちょう座網状星雲です。

撮影地のふれあい公園は東から南はまあまあ暗いんですけど、網状あたりはやはり厳しいですね ←言い訳その1

撮影当日は薄雲もあったりしてスッキリしないお天気 ←言い訳その2

時おり「こりゃアカンやろ」って雲もやってきました ←言い訳その3

撮影途中で作ったラーメンが伸びてしまっていた ←言い訳そ・・・これはちゃうな。。。

ダジャレマスターの夕焼け熊五郎さんから「いい若けぇもんが言い訳ぇなんかしたらダメ」と言われそうですけど、若くないのでいいですね。

 

で、そんな撮影条件だったのでおりおんにはめずらしく112分もの長時間露光  q (○`・Д・´)9

ですが予想通り、その甲斐もなく処理も思ったように進まずでした。

背景のカブリはなんとか補正したんですけど、青いフィラメントが出ませんねぇ。

暗い撮影地でリベンジです。

 

 

網状星雲は、数万年前に爆発した超新星残骸のガスが毎秒100Kmで広がっている姿らしいですね。

いわれてみればたしかに、昨年撮影した時より3153600000Km広がってますね。

このままだと写野に入らない日もそう遠くないな・・・やはりフルサイズか・・・(ー_ー;)

 

ふれあい公園も肉眼で天の川が見えるんですけどね。

東から北に向かっていくにしたがって淡くなってきます。

はくちょう座を越えてケフェウス座あたりの星雲を狙うには厳しいですね。

 

そろそろ撮影のほうが気になってくる月齢ですけど、週間予報はずっと曇り雨・・・。

 

 

 

 

 

 

 

蝶々と戯れてないバンビ

M17とバンビの横顔

・FSQ85ED レデューサー 327mm F3.8
・SXP赤道儀  HEUIB-Ⅱフィルター
・EosKissX2改 ISO1600 5分×4枚
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
・2015/5/27 0:13~ 奈良県五条市大塔へリポート

 

大塔短時間決戦の最初に撮ったオメガ星雲とバンビの横顔です。

まだ月明かりがある中での撮りやすい対象。5分を4枚です。

M16、M17とバンビの横顔を構図に入れて「蝶々と戯れるバンビ」とした画像をよく拝見しますね。

ですがAPS-CなのでM17だけでもバンビの横顔が切れちゃってます |ω・`)

撮影当日ご一緒した、星見キングさんは同じ機材でフルサイズ。

M17とバンビの横顔、首飾りも入った構図で撮影されてました。

う〜ん・・・いいなぁ・・・フルサイズ・・・

 

天の川

EOS Kiss X4改 TAMRON  ASPHERICAL  XRDⅡ  18-200mm 31mm  ISO3200 ポータブル赤道儀CD-1 60秒×8枚

 

天の川銀河のいちばん濃い部分、いて座スタークラウド付近ですね。

画像中央にバンビ、その上あたりにM17、その・・・え?!わからないっ!!

もぉ~ 仕方ないですねぇ~。描きますよ。描けばいいんでしょ?!(・`ε・´o

 

 

これ以上わかりやすい絵があったら教えてください。はっはっは〜

このあたりの星雲や星団は双眼鏡でもよく見えますね。

暗い場所だと肉眼でもはっきりわかるときがあります。

夏の星座の代表的な観察・撮影ポイントですね。

 

 

 

関西はいよいよ梅雨入りしました。

ポチリヌス菌の流行期突入ですね。

気をつけましょう~。

 

 

 

 

 

 

 

はくちょう座 プロペラ星雲〜NGC6914付近

プロペラ星雲付近

・FSQ85ED レデューサー 327mm F3.8
・SXP赤道儀  HEUIB-Ⅱフィルター
・EosKissX2改 ISO1600 8分×8枚
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
・2015/5/27 0:59~ 奈良県五条市大塔へリポート

 

はくちょう座サドルのご近所ですね。

4月末にサドル付近から青い星雲N6914あたりを撮ったんですけど、今回はプロペラ星雲を構図に入れて撮ってみました。

ちょうど月齢8の月が地平線に沈んだ時刻に撮影開始です。

もっと時間をかけて撮りたい領域ですけど、このあとアンドロメダ銀河が控えていたもので (*゚ー゚)>

 

 

うっかり小さな画像で作ってしまったのでクリックしても拡大しません (^_^;)

この付近の処理は全体的に赤くなりがちですが、赤い星雲の領域は意外に広くないですね。

淡いベールのようなガスが全体を覆っていて、暗黒帯は少ないようですね。

 

天の川

EOS Kiss X4改 Samyang 14mm F2.8 ISO1600 ポータブル赤道儀CD-1 90秒×4枚 LeeソフトフィルターNo3(レンズの後ろ)

 

夏の大三角と天の川。デネブの下に怒ったオカンと淡いペリカンくん。サドル付近にも淡いですが赤い星雲がありますね。

はくちょう座付近まだまだこれからが撮り頃ですね〜。

 

 

もうそろそろ梅雨入りでしょうか。

昼は降ってもいいですけど夜だけは晴れてくれませんかね。

無理なら新月期だけでも・・・いや、おりおんが撮影に行く時だけでも晴れてほしいです。

他の皆さんは雨でもいいので・・・って、怒られるでっ!!ヘ(..、ヘ)☆\(゚ロ゚ )

いやほんと、梅雨の合間の快晴を狙って撮りましょう~。