キラキラワイヤー3号でプレセペ星団

プレセペ星団

・FSQ85ED レデューサー 327mm F3.8
・SXP赤道儀  HEUIB-Ⅱフィルター キラキラワイヤー
・Nex Guideオートガイダー GS60Sガイド鏡
・EosKissX4改 ISO1600 8分×2枚
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理 トリミング
・2015/10/12 4:10~ 奈良県五条市大塔

 

かに座のM44プレセペ星団ですね。

久しぶりに鏡筒にワイヤーをつけて撮りました。反射の光条への憧れです。

光条が太くて短いですけど、まあそのへんは・・・。

ちなみにキラキラワイヤー3号は、ゆるゆるになってた2号のワイヤーを真っ直ぐにしただけです ヾ(-`ω´-o)ゝ

 

いつも必死のパッチで眼を吊り上げて淡い部分を炙りだしてるんですけど、これは楽ちんです。

もしかしたら・・・というかおそらくこのあたりにも淡い分子雲があるんでしょうけどね。

散開星団といえば「すばる」が思い浮かびますけど、刷毛目や淡い部分を出したくなりますからねぇ。

星団だけを主役にした対象もたまにはいいかもしれませんね (*^_^*)

 

かに座

EOS Kiss X2改 キヤノンEF40mmF2.8STM F2.8→F3.5 ISO1600 240秒×4枚 ポータブル赤道儀CD-1

 

かに座なんですけどね。線をひかないと何が何だかわかりませんでした (^_^;)

画像中央、プレセペ星団は双眼鏡で見ると、なかなか綺麗ですね。

二重星も多いようです。

 

EOS 60D Samyang 14mm F2.8 ISO3200 Leeソフトフィルター♯3 45秒固定撮影

 

在庫が底をつきました (´-ω-`)

新月期なのにずっと天気悪いです。

どうしよう・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

胎児星雲っていう名称がどうもねぇ・・・

IC1848

・FSQ85ED レデューサー 327mm F3.8
・SXP赤道儀  HEUIB-Ⅱフィルター
・Nex Guideオートガイダー GS60Sガイド鏡
・EosKissX4改 ISO1600 8分×8枚
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
・2015/10/13 22:38~ 奈良県五条市大塔

 

カシオペア座のIC1848ですね。

通称「胎児星雲」ですが、ほんとお腹の赤ちゃんのようです。

隣にあるハート星雲との合わせ技で「ソウル星雲」とも呼ばれてますが。

たしかに見た目は胎児そのものですけど、「胎児」ってストレートすぎるような・・・(^_^;)

「胎児星雲」って名付けた人、見てたらごめんなさい。

で、職場のFさんに画像を見てもらったら「ベビー星雲でええんちゃうん」と。

なるほどですねぇ。ベビー星雲、赤ちゃん星雲ならかわいいですね (*^_^*)

 

EOS Kiss X2改 キヤノンEF40mmF2.8STM F2.8→F3.5 ISO1600 150秒×2枚 ポータブル赤道儀CD-1

 

メジャー対象なのに初撮影。

ええ、あまりにも形が赤ちゃん過ぎてなんとなく敬遠してたんですぅ。

ですけど、撮ってみたらなかなかおもしろい対象ですね。

赤ちゃんの口のあたりの微妙な色の変化、すでにパーマでもあてたかのようなウェーブヘアー。

なんとなく尻尾みたいなのもありますね!!目のあたりの形といい、もしかしてコレ・・・

・・・カッパ ちゃうん?!!!!(゚ロ゚ノ)ノ

 

 

そろそろ新月期突入ですね。

ですが関西の天気予報は曇りベース。満月期は快晴続きだったんですけどねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

わしじゃ かもめじゃよ

かもめ星雲

・FSQ85ED レデューサー 327mm F3.8
・SXP赤道儀  HEUIB-Ⅱフィルター
・Nex Guideオートガイダー GS60Sガイド鏡
・EosKissX4改 ISO1600 8分×7枚
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
・2015/10/17 3:25〜 奈良県吉野郡野迫川村鶴姫公園

 

いっかくじゅう座とおおいぬ座の境目にあるIC2177です。

もう4万回は言ってますけど、日本ではわし星雲、海外ではかもめ星雲と呼ばれてますね。

M16わし星雲と混同してややこしいので、最近はSeagullシーガル、かもめ星雲で呼ばれることの方が多いでしょうか。

 

久しぶりの鶴姫での撮影も終盤戦。

満天の星空をながめながらカップ麺をすするという至福の時を過ごしてる時に、一天にわかにかき曇り。

北の方向から強風と共に霧がやってきました。

少々の霧なら機材も放置したままなんですけど、一寸先も見えない濃い霧と三脚が揺れんばかりの強風。

「こりゃちょっとヤバいかも」と、撮影機材にシャワーカーテンをかぶせたり、カメラを車に掘り込んだり大慌て ヽ(゚○゚ ;ヽ)三(ノ; ゚□゚)ノ ぁゎゎ

けっきょく20分程でおさまりましたけど、山の天候変化は急激ですね。

嵐のような急変のあと薄明も始まり、総露出時間56分という中途半端な撮影で終了せざるをえませんでした。

カップ麺はこれでもかというほど伸びて冷たくなってました。残念です (ノд・、)

 

おおいぬ座

EOS Kiss X2改 キヤノンEF40mmF2.8STM F2.8→F3.5 ISO1600 150秒×2枚 ポータブル赤道儀CD-1

 

おおいぬ座付近ですけど、シリウスってやっぱ明るいですね。

かもめ星雲は冬の天の川の真っただ中を飛んでますけど、他にも様々な星団が点在してますね。

このかもめ星雲ですけど、ICカタログのわりにはよく写ってくれますね。ちなみに頭の部分はNGCですが。

かもめの左翼の上にある赤い星雲が構図失敗で入ってなかったのは残念でした。

星色も綺麗な領域ですけど、かもめが天の川の微恒星で溺れないように処理しないといけないですね。

 

 

早いものでもう11月ですね。

標高の高い撮影地はあともう数えるほどしか行けないかもしれません。

まだいろいろと撮りたい対象もあるので、次新月期は快晴でお願いしたいです。