エンゼルフィッシュの背びれ

エンゼルフィッシュの背びれ

・FSQ85ED レデューサー 327mm F3.8
・SXP赤道儀 LPS-P2光害カットフィルター
・Nex Guideオートガイダー GS60Sガイド鏡
・EosKissX4改 ISO3200 4分×16枚
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
・2015/12/7 21:12~ 和歌山県海草郡紀美野町 のかみふれあい公園

 

晴れました~ ヽ(≧▽≦)ノ

画像ストック残りあとひとつでめぐってきた快晴。

いつものふれあい公園で夕焼け熊五郎さんとふれあう約束をして、午後7時半に現場着。

到着時は雲ってましたけど、機材設置後には晴れてくれました。

 

で、オリオン座エンゼルフィッシュの背びれです。

淡くて大きなエンゼルフィッシュ星雲ですけど、ここはまだ濃いですね。

冷却CCDで撮られた作品を拝見すると淡いガスをまとってるようですが、それは出ませんでした。

 

オリオン座

 

撮影対象の多いオリオン座ですけど、エンゼルフィッシュを長焦点で切り撮る方はそう多くないようですね。

通勤ラッシュの南海本線、「きのうエンゼルフィッシュの背びれを撮ったんだよね」と言ってるサラリーマンを見たことがありません。

メイサ付近は星色も綺麗ですし、エンゼルフィッシュのエサと呼ばれる口もとにある星雲も綺麗ですね。

季節早撮りしすぎて、すでに冬の対象を撮りつくしてしまって困ってるそこのあなた(含 おりおん)

いいですよ。エンゼルフィッシュ。

 

 

平日の夜でしたけど、たくさんの人が集まりました。

当日は金星、月とともに昇ってくるカタリナ彗星もお目当てのひとつでした。

出発前に彗星の軌道要素をスターブックに入力し、満を持して挑んだんですけどねぇ~。

細い月が予想以上に明るく大カブリ祭り。

処理途中で心が折れてやめました  (›´ω`‹ )

 

moon

 

月と金星ですけど、月齢26の月をなめてました。

やっぱ月って明るいですね。

カタリナはまた機会があれば撮ってみます〜。

 

 

 

 

 

 

ついーに撮ったよ ツィー付近

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・FSQ85ED レデューサー 327mm F3.8
・SXP赤道儀 HEUIB-Ⅱフィルター
・Nex Guideオートガイダー GS60Sガイド鏡
・EosKissX4改 ISO3200 4分×16枚
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
・2015/11/15 20:20~ 和歌山県西牟婁郡すさみ町

 

カシオペア座、Wの真ん中に位置する2等星ツィー付近です。

「ついに撮った」というよりも「つい撮ってしまった」というべきでしょうか・・・。

何を撮ろうか考えてたところ、ご一緒したこたろうさんが撮影してたので真似して撮っただけです ヾ(-`ω´-o)ゝ

初めて撮ったんですけど、ツィーに照らされた反射星雲IC59、IC63がなかなか興味深いですね。

長焦点の対象かと思ってたのでトリミングするつもりでしたけど、画像左側に暗黒帯らしきものもあったのでそのままアップしました。

反射星雲は下にも淡く繋がってるようなので、次回撮影することがあればツィーを右上に持っていった構図がよさそうですね。

露出も1時間なので、もう少し時間をかけたいところかもしれません。

 

秋の星座

EOS Kiss X2改 Samyang 14mm F2.8 ISO1600 ISO1600 4分×4枚 ポータブル赤道儀CD-1 11/15 21:57〜

 

このアンドロメダ座からカシオペア、ケフェウスあたりの秋の星座の処理をして、改めて撮影地すさみの暗さを感じました。

アンドロメダ座アルマクは天頂付近に近いですけど、方向は北西なんですよね。大阪、和歌山市内から御坊のある方向です。

なのに午後10時でかなりの暗さ。南の暗い鶴姫は北がやや明るいですからねぇ。冬は行けないし。

すさみは高速でアクセスもいいんですけど、風がねぇ・・・(›´ω`‹ )

 

 

すさみで撮った対象があとひとつあるんですけど、これが強風で星像が乱れてて半分も使えません。

風さえなければねぇ・・・。

冬期はふれあい公園、風が穏やかであればすさみでしょうか。

 

そろそろ撮影可能月齢ですね。ふたご群もあります。カメラは天然冷却の季節です。

からだも冷却されますけど・・・(T▽T;)・・・・・サムスギ・・・・

 

 

 

 

 

 

 

クリスマスツリー星団かたつむり星雲付近

クリスマスツリー星団付近

・FSQ85ED レデューサー 327mm F3.8
・SXP赤道儀 LPS-P2光害カットフィルター
・Nex Guideオートガイダー GS60Sガイド鏡
・EosKissX4改 ISO3200 4分×16枚
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理 トリミング
・2015/11/11 2:10~ 和歌山県海草郡紀美野町 のかみふれあい公園

 

いっかくじゅう座のクリスマスツリー星団からかたつむり星雲付近です。

毎年クリスマスツリーを部屋に飾るこの時期にクリスマスツリー付近を撮ってます。

赤い星雲と青白く淡い星雲、散りばめられた微恒星もあって賑やかな領域ですね。

クリスマスツリーというよりも口を開けて飛ぶ小鳥のような星雲、コーン星雲、狐の毛皮星雲、ハッブルの変光星雲、かたつむり星雲。

あと、画像中央あたりの黄色い星団、てっきりカタログナンバーがあるのかと思ってましたけど ないですね。

 

 

狐の毛皮星雲(Fox Fur Nebula)は日本ではあまり馴染みがないですね。

朝の通勤ラッシュの御堂筋線、満員の車内で人の流れに身をゆだねるサラリーマンが「きのう狐の毛皮星雲撮ったんだよね」

「そうなんだ! 俺も今夜狙ってみるよ」といった会話をしているのを聞いたことがありません (´-ω-`)

APODなどの画像を見るとたしかに狐っぽいですけどね。

 

EOS Kiss X2改 Samyang 14mm F2.8 ISO1600 150秒×4枚 Leeソフトフィルター♯3 ポータブル赤道儀CD-1

 

クリスマスツリー星団付近の処理ですが、コーン星雲からツリー星団を立体的に表現したかったので全体的な赤っぽさみたいなものは控えめにしました。

かたつむり星雲を写野に入れたので少し窮屈かもしれません。構図的にもクリスマス、かたつむりがもう少し下ですね ヾ(-`ω´-o)ゝ

 

 

もう師走ですね。ついこのあいだ新年を迎えたと思ったのに早いもんです。

次の新月期が撮り納めですね。晴れてほしいです。

 

 

 

 

 

 

来年の年賀状を撮ってみた

モンキー星雲

・FSQ85ED レデューサー 327mm F3.8
・SXP赤道儀 HEUIB-Ⅱフィルター
・Nex Guideオートガイダー GS60Sガイド鏡
・EosKissX4改 ISO3200 4分×16枚
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理 トリミング
・2015/11/16 2:43~ 和歌山県西牟婁郡すさみ町

 

ふたご座のモンキー星雲です。

ただしくは「来年の年賀状の素材を撮ってみた」ですね。

ま、実際に使うかどうかと言われると・・・(=_=)

あまりかわいくないですし、どちらかと言うとゴリラですよね。

 

モンキー星雲

 

こちらトリミングなしです。

327mmでこのサイズなので、まあまあ大きな星雲ですね。

近くにあるクラゲ星雲と比べるとかなり明るく、元画像でもよく写ってました。

 

 

JPEG撮って出し元画像です。

クラゲは頭の部分はよく写ってますけど、足や湯気が淡いですね〜。

それに比べてモンキーはすでに出来上がってる感がありますね。

ステライメージで16枚コンポジットしたら、あとはもう何もしなくてもいいんじゃないかとさえ思いました。

カメラレンズなどで同写野で撮られることも多い2対象ですけど、処理の難易度の差はかなりありますね。

処理や仕上がりで、おもしろみのあるのはクラゲの方かもしれませんけどね (^_^;)

 

北斗七星

 

ずっと暖かい日が続いてましたけど、急に冬になりましたね。

標高の高い撮影地も、もしかしたら雪が降ってるかも・・・と思って調べたら、護摩壇付近、高野龍神スカイラインはすでに積雪が。

鶴姫や大塔はもう今シーズンは行けないかもしれません。

ふたご座流星群、どこで撮ろうかな・・・。

 

 

 

 

 

 

オリオン三ツ星付近。クオリティーは星ひとつですぅ〜

オリオン三ツ星付近

・FSQ85ED レデューサー 327mm F3.8
・SXP赤道儀 HEUIB-Ⅱフィルター
・Nex Guideオートガイダー GS60Sガイド鏡
・EosKissX4改 ISO3200 4分×32枚
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
・2015/11/15 21:52~ 和歌山県西牟婁郡すさみ町

 

オリオン座三ツ星付近です。

馬頭星雲付近はなんどか撮りましたけど、この構図は初めてです。

ただこの構図がどうもねぇ~・・・(´-ω-`)

三ツ星を対角線に沿って斜めにするのがいいんでしょうけど、写野に入れたい領域を考えるとこの構図しかありませんでした。

処理的には、かなりやりがいのある領域ですね〜。

明るい輝星、馬頭に燃える木、淡い星雲・・・いろんな物がてんこ盛りです。

 

オリオン座

EOS Kiss X2改 キヤノンEF40mmF2.8STM F2.8→F3.5 ISO1600 4分×16枚 ポータブル赤道儀CD-1

 

馬頭燃える木が明るいのに対して、ミンタカ・アルニラム周辺の淡い星雲が強敵ですね。

馬頭周辺を抑えながらアルニラム付近の魔女の横顔のようなこの星雲をなんとかあぶり出してると、赤い星雲が出てきます。

これがラスボスですね。必死のパッチで眼を吊り上げながらなんとか抽出しました。

ですが、ホッと一息ついてふと見ると、三ツ星がいびつにっ!!

星雲を見て三ツ星を見ず。散々自分に言い聞かせてるのにこのありさまです。

なんとか誤魔化そうとしたら、ちょっと肥大しました。もう後戻りできないのでこれでいいです(›´ω`‹ )

 

 

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」公開前に復習しておこうと、エピソード4を見ながらブログ記事書いてたら、見入ってしまって遅々として進まず  (ヽ´ω`)