蒼い星基地局

大阪岸和田で星をながめたり天体写真を撮ったりしてます

02月

真冬のアンタレス

アンタレス付近

・FSQ85ED レデューサー 327mm
・SXP赤道儀 HEUIB-Ⅱフィルター
・Nex Guideオートガイダー GS60Sガイド鏡
・EosKissX2改 ISO1600 8分×15枚
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
・2/21 3:31~ 和歌山県海草郡紀美野町 のかみふれあい公園

 

さそり座アンタレス付近の散光星雲です。正確にはアンタレス北部ですね。

画像の割にちょっとカッコつけすぎた感のあるタイトル(笑)

そういえば「真夏のオリオン」って映画と歌がありましたね。

この日は5分露光で撮影してましたが、この対象だけは8分です。

最低でも16枚は撮りたかったんですけど、途中で薄明を迎えました。

もう少し早い時刻から撮影するつもりが、桜の枝が邪魔で撮れず。

「こんな場所に機材を設置したのは誰ですか?」「アンタれす」 (-ω- )…。

 

まだ撮影するには早いですね。昨年は3月に撮ってます。

ですが、黄砂が来る前、そして3時過ぎの暗い時間。条件は悪くないと思うんです。

まあ、あまり高度が低いのもよくないですけど。

 

 

JPEG撮って出し画像です。同じ8分露光です。

LPS-P2は赤くかぶってますが、レベル補正するので大丈夫ですね。

アンタレスのゴーストはHEUIB-Ⅱではほぼ出てません。

ヒストグラムはLPS-P2が中央やや右寄り。HEUIB-Ⅱはかなり右よりでオーバー気味でした。

ゴーストがない分も含め、HEUIB-Ⅱのほうが処理が楽に思えました。

仕上がりは粗いです。また後日に再処理します。

 

当日は夜露もつかず、いい夜だなと思ってたんですが明け方近くになるとレンズが凍ってました。

ボケたような画像になってます。

最初からカイロをつけておけばよかったかも・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

ぐるぐるとNexGuideガイド

北天ぐるぐる

EOS60D(非改造)Samyang 14mm F2.8 ISO1600 LeeソフトフィルターNo3(レンズの後ろ) 2015/2/21 1:54〜 20秒×190枚 比較明合成

画像クリックで拡大

 

趣味は「動と静」のふたつあるのが望ましい らしいです。

天体写真は「静」でしょうか。遠征に行って寒さに凍え、夜明けまで過ごす・・・。

けっこうな体力が必要ですが、「動」ではないような気もしますねぇ。

また、けっして健康的とは言えず、どちらかというと体に悪いような・・・。

精神的には健康な趣味だとは思うんですけどね。

で、星々は一見「静」に見えますが、実は「動」ですね。回ってるのは地球ですが。

その動いてる星を「静」、点で捕えるガイド撮影。

リクエストもあったので、今回はそのガイド撮影にずっと使用している「NexGuide」について書いてみました(上手くまとまったな・・・)

 

NexGuideでよく目にする画像ですが、これを見たら勘違いしますね。

取り付けは縦です。配線が横から出るように取り付けたほうがいいです。

 

NexGuideのピント合わせですけど、アイピースでガイド星を視野の中央に導入後、NexGuideに入れ替えます。

この時点ではピントが合ってないので、ガイド星が小さくなるように ピント合わせをします。

この辺りがややこしいですよね。

マニュアルではEXPの数値を257に設定と書いてありますが、いくらでもいいです。

数値が小さい方がエラーは少ないですが、ガイド星が暗いと数値を小さく出来ないです。

たまに2048などの大きな数値でガイドをしますが問題なくガイドしてくれます。

あと、十字線のこのラインを地平線と水平にします。

 

 

ガイド星が十字線よりも離れていてもLockのAUTOで中央に持ってきてくれますが、あまり離れすぎているとSTAR LOSTになる事が多いようです。

上の画像ではガイド星が離れてるので、こんな場合はもう少し中央に持ってきたほうがいいかもしれません。

この後メニューからLock。AUTOを選択するとZOOMも最大になって星像が大きく表示されます。

 

LOCKされた状態で補正するのはEXPとBRIの数値です。

EXPは出来るだけ小さく、BRIは出来るだけ大きく(100まで)、黒く表示される星像は小さく・・・ですね。

ですが、BRIが20〜30でも大丈夫なようです。

ガイド星も暗いよりは明るい方がいいですが、明るすぎるとよくないようです。

1等星などの明るい星でガイドする場合はEXP数値を出来るだけ小さくして星像も出来るだけ小さい方がいいです。

で、メニューからGuide。AUTO CALを選択するとキャリブレーションを経てオートガイドしてくれます。

キャリブレーションは普通十数秒程で終了しますが、長くかかる場合はLOST STARになる可能性もあります。

nex9

ガイドが始まると「頼みます」と祈りを込めます。これはほんとにそういう気持ちになるんですよね(笑)

ガイド中、dRとdDの数値が0もしくは1を行ったり来たりなら安定してます。

これが3とか4になるとまたまたSTAR LOSTの予感。

安定するように仁王立ちで睨みつけながら「頼むっ」と声をかけましょう。

 

ガイド撮影中、機材を放置して星仲間と話こんだりラーメンを食べたりすることがよくありますが、NexGuideの場合は時々確認した方がいいです。

長時間放置して「もうそろそろ終了かな」と見に行ったら、STAR LOSTの文字が・・・ってことがあったりします。

 

無事に撮影終了したら、NexGuideを外して付属の同焦点リングをつけたアイピースを取り付けます。

この時点ではNexGuideにピントがきっちりあってるので、ガイド鏡のドローチューブはさわらずに、アイピースを抜き差ししながらガイド星が点像になるようにピントを合わせます。

ピントが合ったら、同焦点リングをアイピースに固定。ドローチューブにマジックなどでマーキングしておきます。

これでアイピースもNexGuideもピントが合います。

 

次の撮影からは同焦点リングを固定したアイピースでガイド星を導入。

で、NexGuideに入れ替えるとほぼピントが合うので手間いらずです。

EXPとBRIの数値を変更するだけでサクサクガイドができます。

メニュー画面にもいろいろありますが、実際使うのはこのふたつだけですね。

 

NOISEの数値は10前後で、ずっとイケると思います。

おりおんは他のメニューをイジッたことはありません(笑)

こまかく設定できるようですが・・・。

 

実売価格3万円+ガイド鏡でガイド撮影が出来るのはいいですね。

パソコンもいらないので余計な電源の心配もいりません。

お手軽ゆえの苦労も多々ありますが・・・

 

 

 

 

 

 

 

夏がキタ━(゚∀゚) ━!

EOS60D(非改造)Samyang 14mm F2.8 ISO3200 ポータブル赤道儀CD-1 90秒×4 LeeソフトフィルターNo3(レンズの後ろ) 2015/2/21 5:18〜

 

天の川です。夏が来ましたよぉ~。

そこの短焦点鏡筒のあなた。「撮る対象がないし寒い」と言って、コタツで暮らしていませんか。

夏の星雲がそこまできてますよ~。

 

新月、快晴予報、翌日休みの三拍子そろった夜。

仕事はさっさと片付けて、いつものふれあい公園に着いたのはまだ明るい午後6時過ぎ。

GPVは真っ黒なのにドン曇り・・・。

西の方角は明るいし、星空指数も100なので、まあ大丈夫かなと希望的観測。

当日は19時からA対象、20時からB、22時からCと撮影計画をたててたんですけど、曇りで早くも断念。

19時過ぎた頃から少しずつ雲がとれてきて、撮影を始めました。

 

明け方まで晴れてたら、今シーズン初天の川を撮りたかったんです。

雲が出る予報だったんですけど、おりおんの日頃の行いの良さのおかげで薄明まで快晴でした。

 

EOS60D(非改造)Samyang 14mm F2.8 ISO3200 ポータブル赤道儀CD-1 60秒×4 LeeソフトフィルターNo3(レンズの後ろ) 2015/2/21 5:30〜

 

おそらく今年も4万回ほど発するであろう言葉「夏の大三角」

この季節は夜半前には冬の天の川と冬の大三角。

夜明け前には夏の天の川と夏の大三角。

一夜で二度おいしい季節ですね。

 

当日は、機材トラブルでホームセンターに走った夕焼け熊五郎さん、hossonさん、神戸のOさん。

夜半から ふうまさん、橋本のNinja320使いKさん。生石での観察を終えてふれあい公園に寄られ、約1年ぶりにお会いすることができたベアさん。

快晴の夜、楽しい時間を過ごすことができました。

前日18時に到着、帰宅は翌朝7時。念願の12時間撮影は出来ませんでしたが、13時間の滞在はあっという間でした。

透明度のいい夜は、しばらくお預けかもしれません。

まもなく黄色い空がやってきますね・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

またおまえかぁ〜M51

M51銀河

・FSQ85ED 450mm
・SXP赤道儀 HEUIB-Ⅱフィルター
・Nex Guideオートガイダー GS60Sガイド鏡
・EosKissX2改 ISO1600 8分×8枚
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理 トリミング
・2015/2/15 2:53~ 和歌山県海草郡紀美野町 のかみふれあい公園

 

りょうけん座M51、子持ち銀河です。

撮影しながら「なんかこの前撮った気がする・・・」と思ったんですよね。

帰宅後、自ブログを検索したら昨年11月中旬の夜明け前に撮ってました。

この銀河が特に好きってわけではないんですけどね。

他に撮るものが思いつかなかったんですよ。

前回は季節早撮りで「日本の四季を守る会」様からお叱りをうけたんですが、今回は季節相応。

高度も高く、旬の対象ですね。

 

M51

450mmトリミングなしです。

小さいですけど、存在感はありますね。

控えめな処理をしてたんですが、最後の最後に我慢できずに彩度を上げてしまいました。

 

 

4時頃撮った画像には、ベガが写ってます。もう こと座が昇ってきてるんですねぇ。

てことは、リング星雲、上手くいけばアレイ星雲やオメガ、三裂と干潟も撮れますね。

いや〜、もう夏がそこまで来てます。

週末、晴れてほしいなぁ〜。

 

 

 

 

 

 

 

 

おおぐま座 M81&M82

M81M82

・FSQ85ED 450mm
・SXP赤道儀 HEUIB-Ⅱフィルター
・Nex Guideオートガイダー GS60Sガイド鏡
・EosKissX2改 ISO1600 8分×8枚
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理 トリミング
・2015/2/15 1:22~ 和歌山県海草郡紀美野町 のかみふれあい公園

 

撮影当日、現地に着いたのは夜半前。

その時刻になるとオリオン座やいっかくじゅう座の赤い星雲のある星座も西に傾いてます。

西は明るいので、球状星団か銀河を撮るしかありません。

で、この日2対象目のおおぐま座のM81とM82です。

前回これを撮ったのは昨年1月、M82に超新星が出現した時でした。

M81の赤いポツポツはあまり出てくれません。M82の方が小さいながらも処理がしやすいようでした。

 

 

当日は夕焼け熊五郎さん、有田のIさん、Kさん、hossonさんとご一緒させていただきました。

前回、TOA150でボウズだったIさんは今回、イプ180とFSQ106EDの2本載せ!!

まさに盆と正月がいっぺんに来たような機材。

 

もう、凄いとしか言いようがないです。

3万円のレンズ購入で何日も悩む おりおんとはえらい違い。

で、そのさんざん悩んだ末にポチッたサムヤン14mmですが、いい感じです。

絞り開放F2.8で撮影したのでかなり周辺減光が目立ちましたが、補正するので問題ないですね。

 

EOS60D(非改造)Samyang 14mm F2.8 ISO3200 ポータブル赤道儀CD-1 90秒×4 LeeソフトフィルターNo3(レンズの後ろ)

 

APSーCサイズで春の大曲線がギリギリ入る写野。

もう少し明るい星が滲んでくれた方がいいような気もしますが。No3ならこんなもんでしょうか。

プロソフトンAの方が滲みが大きいような印象ですね。

星像は周辺までシャープです。満足できる結果でした。

 

 

今回は撮影可能時間が3時間。

来週もスカッと晴れて、12時間くらい撮り続けたいです(笑)