でんぱ銀河 ケンタウルス座A

ケンタウルス座A

・イプシロン130D ・SXP赤道儀
・撮影カメラ ASI 183MM Pro 冷却-10℃
・L3分5枚・RGB各5分2枚 ・撮像NINA・PHD2ガイド
・ガイド鏡 GT40・ガイドカメラ ASI120MM Mini
・ステライメージ9・フォトショップCC  トリミング
・2021/2/11 4:17~  ・和歌山県すさみ町

 

ケンタウルス座の銀河NGC5128を撮ってみました~ ヽ(・∀・)ノ

さそり座の全景が見え始める時刻。

いつもなら「青いお馬さん」を狙うおりおんですけど、今年は1000mm!!

ってことで、南の低い位置に鏡筒を向けましたよ~。

う~ん・・・やっぱ低いな。

しかも低空に雲があるような・・・ ( ーー;)

ま、とりあえず撮ろう!!  希望的観測で露光開始です!!

 

低いといってもほぼ本州最南端のすさみ。

NGC5128の南中高度は13度ありますよ~。

ただ、これだけ低いと大気の影響は大きいですね。

大気差もせいもあるのか、星像、RGBの色ズレがハンパないです。。。

 

ケンタウルス座

 

そしてやはり雲の通過もあったようで、ボツ画像多し・・・(T_T)

低空の対象は色が偏りやすいんですけど、「さわやかな透明感」を意識して仕上げました。

ま、撮ってる本人がさわやかで透明感があるので、必然そうなりますね  ☆ v(ゝ▽・ キラッ

あと横切る暗黒帯がポイントになりますか。

なんとなく星団らしきものもあったので少し強調してみました。

いや~思ってたよりも時間かかりましたよ。淡いガスのほうが気が楽です。

 

1週間ほど前のNEWSで、このケンタウルス座Aの中心にある・・・・

超大質量ブラックホールから秒速10万kmで吹き出ているプラズマ云々の記事が出てましたね~。

まさに、ギラメタスでんぱ銀河!!

 

てなわけで、なんとか仕上げたケンタA。

超低空対象は一か八かだなっ!! でした  (›´ω`‹ ) ゲッソリ

 

burogumurabana

ケッチャプ君1hp

 

M106と仲間たち

M106

・イプシロン130D ・SXP赤道儀
・撮影カメラ ASI 183MM Pro 冷却-10℃
・L3分20枚・RGB各5分6枚 ・撮像NINA・PHD2ガイド
・ガイド鏡 GT40・ガイドカメラ ASI120MM Mini
・ステライメージ9・フォトショップCC2019
・2021/2/11 0:08~  ・和歌山県すさみ町

 

春の銀河祭り、いよいよ本番ですよ~ ヽ(´▽`) ノ

昨年までは、公園のすみっこで体育座りをしていた おりおん。

今年は満を持しての参戦です。

といっても1000mm強ですからね。

クローズアップはタカsiさんにおまかせするとして・・・

M106を中央に置いての日の丸構図撮影です (  ̄∇[◎]o

小さな・・・といっても実際はとても大きいですけど、いろんな銀河が写ってますよ (゚▽゚ !!

 

velbe3

 

で、M106。中央部が明るくて銀河外縁部が超淡く輝度差が激しいです。

そしてその中央部から、噴き出るような赤いアーチ状の高温ガス。

なんとなくではありますけど、見てとれ・・・ませんね、はい (T_T)

 

106の右側、星色の綺麗な場所にあるNGC4217。

小さいですけど、横切る暗黒帯も美しいエッジオンですね~ (*´▽`*)

他にも大小濃淡、いろんな銀河があるもんです。

ほんと宇宙はひろいですね (σ´∀`)σ

 

で、そんな宇宙を¥84にして集めた「天体シリーズ切手」

年に1度の発行でしたけど、最終の第4集が発売されました~。

 

天体シリーズ切手

 

切手収集の趣味はなく、たまたま郵便局で見かけて購入した第1集。

第3集で終了かと勝手に思い込んでたので、第4集を見つけた時は驚きました  Σ(- -ノ)ノ アレレ

 

ホログラム箔を使ってるので、キラキラ光って綺麗なんですよ ☆彡

 

天体シリーズ切手4

第4集は「想像図」と注約のある天体もあったりします www

にしても、オウムアムアてっ!!  Σ ゚ロ゚≡( ノ)ノ

他になかったんかーーーいっ!! と、ツッコまざるをえません。

あと、アロコスをチョイスするところも渋いですね。

たしかに人類最遠到達天体(無人)ですけど、小惑星ならリュウグウでよかったんちゃうん・・・(-_-)

ま、そんなこんなも含めて、いろいろと楽しい特殊切手シートでしたっ!!

 

ってことで、春の銀河祭り。次回は、元画像を見て絶望 (T_T)

お蔵入りかもしれない南の低空のあれです。

 

burogumurabana

ケッチャプ君1hp

 

アルニラムの魔女

アルニラム付近

・イプシロン130D ・SXP赤道儀
・撮影カメラ ASI 183MM Pro 冷却-10℃
・L3分20枚・RGB各5分6枚 ・撮像NINA・PHD2ガイド
・ガイド鏡 GT40・ガイドカメラ ASI120MM Mini
・ステライメージ9・フォトショップCC2019
・2021/2/10 20:37~  ・和歌山県すさみ町

 

オリオン座三ツ星の真ん中、アルニラム付近を撮ってみました~ ヽ(*´ω`)ノ

燃える木を撮ると入ってくるアルニタクのほうがメジャーかもしれませんね。

でもこのアルニラム付近も、赤と青のガスが美しい領域ですよ~。

エリダヌス座魔女の横顔にも似た青白いガスが目を惹きますね。

本家の魔女と比べると、こっちの魔女は格段に淡いですけど。。。

画像左下の赤いガスは馬頭の後ろに広がるIC434ですね。

 

オリオン三ツ星

・イプシロン130D ・SXP赤道儀 ・M-GEN
・EOS 6D(SEO-SP4) ISO3200 3分×41枚
・2018/10/9 2:01~ ・奈良県吉野郡野迫川村

 

2年ちょい前にデジカメで撮った三ツ星付近なんですけど・・・

どこに鏡筒を向けても何か写る場所ですね~ (*≧∀ノ[◎]ゝパシャ

やっぱみんな大好き燃える木馬頭に萌えですかね。

今回のアルニラム付近はまだ明るいガスがありますけど・・・

三ツ星右端のミンタカ付近になると一気に地味に。

ミンタカあたりを狙う変態構図に手を出すのは、勇気が必要ですね。

撮ってみようかな・・・と、ほんの少し思ったりしてますけど・・・|ω・`)チラ

 

211susami

 

 

そして予想通り、このアルニラムも壮大なゴーストがっ!! ヽ(´Д`ヽ

燃える木付近同様、ゴーストバスターズを口ずさみながらゴリゴリ処理ですよ~。

ほんと、三ツ星はどれもめちゃくちゃ明るいですからねぇ。。。

 

で、この三ツ星、アルニタクとミンタカが約700光年。

このアルニラムが約2000光年と、けた違いに遠いです (゚ロ゚ノ)ノ

地球から10パーセク先に置いた星の明るさ「絶対等級」ハンパないですよね。

ちなみに太陽はマイナス27等級ですけど、絶対等級は4.8等級になりますよ~。

いや~勉強になるなっ!! 蒼い星基地局!! (* ̄∇ ̄)

え~星の明るさは距離の二乗に半比例するので・・・2000光年だとすると・・・

・・・え~っと・・・誰か中三理科の教科書と指貸して~~~ (T_T)/

 

ってことで、オリオン座イプシロン星をイプシロンで撮ってみたっ!! でしたっ!! (*゚∀゚*)b

 

burogumurabana

ケッチャプ君1hp

 

 

冬のダイヤモンド・夏の大三角

冬のダイヤモンド

・TAMRON  SP15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)
・EOS 6D(SEO-SP4) ISO5000・F2.8 → F3.2   15mm
・ポータブル赤道儀CD1・1分×8枚
・2021/2/10 21:16~  ・和歌山県すさみ町

 

もう諦めかけてた2月の新月期。

ダメ元で南国すさみに行ってきました~ ε=ε=ε=(o  ̄ー ̄)o

日が沈み、オリオン座が何となく見える時刻に到着。

予報が微妙とはいえ祝日前夜なので、多くの星屋さんが機材を設営して・・・

なーーーーーいっ!!  ひとりしかおらーーーーんっ!!  Σ(- -ノ)ノ

エンジンを切り、ただひとりの星屋さんに声をかける。

「こんば・・・あ~ Kさんですやん」

天文教室受講されてる海南市のKさんも「だれもおらんとは思わんかった」

・・・ですよね。。。(-_-)

 

気を取り直して、設営開始の撮影開始です。

午後9時半頃、天ガ星ナビW入選 飛ぶ鳥を落とす勢いのなかなかいいさん到着。

当日は本人曰く「トラブル百科事典が作れる」くらい多くのやらかしをするんですが・・・

この時はそんなことがあろうとは思いもよらず。。。(T_T)

詳細は後日アップされるであろう「迷人会ブログ」にて www

 

夏の大三角

・TAMRON  SP15-30mm F/2.8  → F3.2   30mm
・EOS 6D(SEO-SP4) ISO5000・ポタ赤40秒×2枚 ・Lee No3

 

薄明終了後には冬の天の川。

そして薄明開始前にはもう夏の天の川。早いもんですねぇ。

ひとばんで二度おいしい。得した気分です (ノ*゚ー゚)ノ

天の川全景を撮ろうと、電線が邪魔をしない場所までポタ赤を担いで行ったんですけど・・・

なぜか遠くトイレの灯りが煌々と輝いてまして・・・。

明るくて被ってしまい撮れませんでした・・・(T_T)

 

さそり座

・TAMRON  SP15-30mm F/2.8  → F3.2   30mm
・EOS 6D(SEO-SP4) ISO5000・ポタ赤40秒×2枚 ・Lee No3

 

海上には漁火、空には夏の天の川。

超低空に雲があったようで、さそりの尻尾が切れちゃってますけど、

俳句の題材にしたら「ワンランク昇格ーーーーっ!!」間違いなしですっ!!

 

そして、今回はLeeのNo3ソフトフィルターを使いました。

自作おりおんフィルターとは大違いです。

迷人会の綾野剛、にどすけさんから譲ってもらったんですけど、滲み具合もばっちり。

星色もいい感じに表現できますね~ (*^-゚)v

 

というわけで、よもやよもやの朝まで快晴。

画像できしだい、アップします~。

 

burogumurabana

ケッチャプ君1hp

 

M104ソンブレロ銀河

m104銀河

・イプシロン130D ・SXP赤道儀
・撮影カメラ ASI 183MM Pro 冷却-10℃
・L3分10枚・RGB各5分6枚 ・撮像NINA・PHD2ガイド
・ガイド鏡 GT40・ガイドカメラ ASI120MM Mini
・ステライメージ9・フォトショップCC2019・トリミング
・2021/1/14 3:35~  ・和歌山県すさみ町

 

無謀にもソンブレロを撮ってみました~ ヽ(*´ω`)ノ

いや~やっぱ小さかったです。。。

1000mmだと厳しいですね。そりゃそうだ。

トリミングなしだとこれくらいの大きさになりますね。↓↓

 

104

 

特に「撮りたいっ!!」と思ってたわけでもなく、なんとなく撮ったんですよ ヾ(´ε`*)ゝ

でも、このアダムスキー型未確認飛行物体のような形状は興味深いです。

「撮って損ブレロなし」とイーロン・マスクは言ってないですけど、撮りたくなりますね~。

そういえば数年前、ズームレンズにエクステンダーつけて、スカイメモで撮影してた強者がいたな。。。(-_-)

 

m104tr

 

思いっきりトリミングしてみました・・・ (*ノωノ)

ここまで拡大すると、なんとなくですけどうっすらと内部構造や外縁部の暗黒帯が見えてきますね。

背景にも小さな銀河が多数あるはずなんですけど、無茶な処理で消えたな・・・(-_-)

 

このソンブレロ銀河。

中心にあるブラックホールは活動が弱いとされる代表的な「草食系」だそうですね。

活発な肉食系代表はM87らしいですけど、草食系が多数派のようです。

ちなみに我々の天の川銀河はこれよりも弱い「絶食系」だそうで・・・

もうちょっとがんばれよ・・・ ( -ω-)-ω-)-ω-) と声をかけたくなりますね。

 

ってことで夕刻の空、黄金色に輝き弧を描いて飛ぶISSに・・・

「野口さ~ん」と天文台来館者さん達と手を振り、宇宙に想いを馳せたおりおんでした  ( ´∀`)/~

 

burogumurabana

ケッチャプ君1hp