さそり座 85mmモザイクに挑戦!!

アンタレス付近

・SIGMA 85mm F1.4 DG HSM Art  F1.4 → F2.5
・EOS6D HKIR改造 ISO1600  2分×20枚
・K-ASTEC レボルビングシステム
・GP2ガイドパック こたチューン ノータッチガイド
・ステライメージ8・Photoshop CC2019
・2020/4/24  23:56~  某所

 

快晴の続く新月期、南国和歌山遠征はあきらめて、地道を1時間強。

自宅から現地着まで車から降りず、寒風が冷たい場所での撮影になりました。

 

ってことで前回の遠征、さそり座のモザイクを試みるも機材不具合で撃沈。

今回は気合いを入れての撮影ですよ~ (* ̄o ̄)

 

まずは北部。予定時刻より早い夜半前から露光開始です。

みんな大好きアンタレス付近。そして青いお馬さんが美しい領域ですね~。

たっぷり露光時間をかけたいところですが、今回はさそり座北部と南部のモザイク。

20枚撮ったところで南部に構図を切り替えて撮影開始です  Σ【◎】ω ̄*)パシャッ

 

さそり座南部

・SIGMA 85mm F1.4 DG HSM Art  F1.4 → F2.5
・EOS6D HKIR改造 ISO1600  2分×22枚

 

右側の黒い部分は、山の稜線です (^▽^;)

色鮮やかな北部と違い、南部は彼岸花や出目金、エビなど個性ある赤い星雲が楽しい領域です。

処理的な難易度は、やはり北部ですかね~。

南部はこの写野だと画像のほとんどが「天の川」になります ( ´゚ェ゚)

 

ってことで、南部の処理も終わり・・・

「よしっ!! あとは上と下をくっつけるだけだなっ!!」 ( ̄ー☆ キラリーン

 

ええっと・・・こうして・・・こうすると・・・♪

北部と南部がピッタリくっつく・・・

はず・・・あれれ!!・・・

 

mozaikushippai

 

あかんや~~んっ!! モザイク失敗!!!  (TдT)ヤッテモタ

レボルビングシステムなので、カメラを回転させなくてもいいんですが・・・

南部を試写しての確認で「あれれ・・・位置がおかしいな・・・ずれたのかも・・・」

と、勝手に勘違い。

ちょこっとカメラを回転させてしまったのでした~ Σ(´ω`;)

 

「こうなったら、さそり座過去画像を使って、隙間を埋めるか・・・」

「それとも適当な星の画像をコピペするか」・・・

・・・無理ですね、はい・・・ (-_-)

 

ってことで、さそり座モザイクは次シーズンに持ち越しになりました~ o(TヘT o)ウゥ…

 

burogumurabana

ケッチャプ君1hp

 

メデューサ星雲&NGC2395

メデューサ星雲

・イプシロン130D   430mm F3.3
・SXP赤道儀 ・M-GEN
・EOS 6D(SEO-SP4) ISO3200 3分×23枚
・ステライメージ8 フォトショップCC2019  トリミング
・PC:mouse computer DAIV ・Display:EIZO CS230
・2020/2/23  20:17~ 和歌山県すさみ町ベルヴェデーレ駐車場

 

2ヶ月前に撮った領域を、今頃処理です~ (*^▽^*)ゞ

撮れる対象がない時間帯、何を思ったのか「惑星状星雲」を撮ってみました。

惑星状星雲のわりには大きなメデューサ星雲、7年ぶりの撮影です  ( -_[◎]oパチリ

エイベル21、Sh2-274、PKカタログではPK205+14.1のナンバーがついてますね。

 

大きな・・・と言っても、430mmフルサイズだと、こんな感じ・・・(T_T)

メデューサ

M57リング星雲の5倍くらいはあるのかな・・・。

それでもこのサイズですからね~。

処理する気持ちが起きなくて、ずっと寝かせてたんですよ (。´-д-)

ところがぎっちょん、在庫の底が見えてきた!!

というわけで、重い腰を上げてみました。

 

長焦点に負けないクローズアップで!! そう思って仕上げた画像がどうも気に入らない (=_=)

「どう仕上げようかね・・・これ・・・」と作例を見てたら・・・

メデューサの隣は散開星団NGC2395じゃねっ?! 地味やけど。。。

ってことで、最初からやり直し~ φ(▽▽メ) グォーーーッ

 

223susami9

 

やっぱ、ナローで撮った長焦点のディテールには敵わないですからね~。

ここは、430mmフルサイズデジカメの広い写野、星色を活かさないとっ!!

ということで、星団やカラフルな星々を主題にして・・・

メデューサを添え物にして仕上げてみました  (*TーT)b

 

メデューサですけど、けっこう明るいので、赤はよく写ってくれます。

2枚目画像は、3分1枚なんですよ。

濃い赤以外の淡いガスはナローじゃないと厳しいですかね~。

 

ってことで、あまりの小ささに石のように固まってしまったメデューサ星雲でしたっΣ( ̄ロ ̄lll)!!

 

burogumurabana

ケッチャプ君1hp

 

おとめ座銀河団 マルカリアン・チェーン付近

おとめ座銀河

・イプシロン130D   430mm F3.3
・SXP赤道儀 ・M-GEN
・EOS6D HKIR改造  ISO3200 3分×38枚
・ステライメージ8 フォトショップCC2019
・PC:mouse computer DAIV ・Display:EIZO CS230
・2020/3/20  22:13~・和歌山県すさみ町ベルヴェデーレ駐車場

 

春の定番、おとめ座銀河団を撮ってみました~ (・ω・)b

もう今年は撮らないでおこう・・・

そう思いながら、毎年撮ってます (*゚ー゚)>

淡い分子雲もいいですけど、たまには広大な宇宙を感じる銀河もねっ!!

ってことでの撮影なんですけど。。。

バックが「ほとんど真っ黒」な構図って、めったに撮らないので・・・

宇宙って暗いな・・・と、改めて思ったのでした (゚~゚)フーン

 

で、おとめ座銀河団、大小いろんな銀河がありますよね~。

サラッと撮って、あっさり仕上げるのもありですけど・・・

個々の銀河の彩度を少し強調して、少し鮮やかな銀河団に仕上げてみました d(* ̄∇ ̄)

 

おとめ座銀河団

 

430mmフルサイズでのトリミング、長焦点のディテールにはまったく敵わないですけど・・・

これはこれで楽しいんじゃないですかね ヽ(*´ω`)人(´ ω`*)ノ

ほんと、いろんな銀河あがあるもんです。メシエ天体も多いですね。

昨年話題になった「ブラックホール初撮影」のM87なんかもあったりします。

 

あと、マルカリアン・チェーンの中でも目を惹く異形のNGC4438。

そのすぐそばに・・・といっても10万光年ほど離れてるんですけど・・・NGC4435。

このふたつの銀河は、約1億年前に、1万6000光年ほどの距離ですれ違ったらしく・・・

その時に星やガスが引き剥がされてしまったようです (ノ゚ο゚)ノ ワーーーーッ

NGC4438のほうはガスが戻ってくるようですけど、NGC4435のほうは・・・

・・・もう戻ってこないらしいですよ・・・ヾ(;ω;) サヨナラー

広い宇宙も悲喜こもごもですね。。。しみじみ。。。

いや~いつも勉強になるなっ!! 蒼い星基地局っ!! はっはっは~ ( ̄∇ ̄+)キラッ

 

ってことで、大きな銀河を小さく撮ってみた おとめ座銀河団でした!!

 

burogumurabana

ケッチャプ君1hp

 

さそり座北部の星雲群 天の川を添えて

アンタレス付近

・SIGMA 85mm F1.4 DG HSM Art  F1.4 → F2.5
・EOS6D (SEO-SP4) ISO1600  2分×18枚
・K-ASTEC レボルビングシステム
・GP2ガイドパック こたチューン ノータッチガイド
・ステライメージ8・Photoshop CC2019
・2020/3/21  2:26~ 和歌山県すさみ町ベルヴェデーレ駐車場

 

夏の定番 さそり座北部を撮ってみました~ ヽ(゚∀゚ヽ

当日は85mmでの撮影対象を考えてなかったんですよ。

430mmイプシロンでも撮れる対象がない季節、85mmだともっとありません (T_T)

「さそり座まだかな~」と、首を長くして待つこと数時間。

やっと来たよっ!! (*TーT)b

どうせなら、モザイクでさそり座全景がいいんじゃねっ?!

ってことで、まずは北部から露光開始~ パシャ!!Σ[ ◎ ]}ー´)

 

でも、北部は淡い星雲が多いから今夜はこの領域だけにして・・・

次回、南部を撮ろうかね・・・。

ってことで、50枚セットして薄明開始まで放置プレイです (‘、3_ヽ)_ ヒトネムリ

 

2時間後・・・「撮れたかな~♪」

鼻歌まじりで、最終取得画像をカメラ背面モニターを確認ですよ~。

「あれれ・・・」

 

sannretuguruguru

アンタレス付近が三裂干潟に変わってるっ!!

星も盛大に流れてるしっ!!  こ、これは!!

赤道儀 停まってるーーーーーっ!! Σ(=ω= ;)オーマイガッ

いつから停まってたんやろ・・・

何枚撮れたっ?!?! 祈るように確認ですっ!!

「1.2.3.4.5・・・18枚っ!!」 (T△T) 32枚パー

 

以前から、コントローラーの調子が悪かったんですよねぇ。

ごまかしごまかし使ってたんですけど、ここにきてついに。。。

 

こうなったら、18枚で仕上げるしかないな・・・

ってことで、処理してみました。

アンタレス付近と青い馬はなんとかなったんですけど、

青い馬の右側、sh2-1がねぇ。これがなかなかきびしい。

とりあえず、なんとかまとまったかな。。。

 

で、流れてしまった32枚。もったいないので・・・

 

sasorizaguruguru

「夏の星雲星団ぐるぐる」

・SIGMA 85mm F1.4 DG HSM Art  F1.4 → F2.5
・EOS6D (SEO-SP4) ISO1600  2分×32枚
・K-ASTEC レボルビングシステム
・固定
・ステライメージ8・Photoshop CC2019
・2020/3/21  2:54~ 和歌山県すさみ町ベルヴェデーレ駐車場

・・・(-_-)

 

てなわけで、さそり座北部の星雲群。よく考えたら・・・

さそり座モザイクするなら横構図じゃないとダメだった。

「次回、もいちど北部から撮りなおし」でした ( TДT)

 

burogumurabana

ケッチャプ君1hp

 

北天分子雲 天文ガイド入選!!

tenga5

M81・82付近の分子雲、天文ガイド5月号に掲載されました~ ヽ(*´ω`)ノ

春の銀河祭りのこの季節、短い筒組のおりおんは、

迫力満点の系外銀河を撮ることができないので・・・

ハズキルーペをかけて、必死のパッチで分子雲の炙り出しです φ(▽▽メ)

 

ブログアップ画像はこちら ↓↓

m81_82ifn

このあたりの高銀緯分子雲はまだ濃い・・・

とはいえ、なかなかの強敵です (-ω-;)ウーン

あと、どうしても銀河や星色がおとなしくなりがち。

ま、こういったガス領域なのでモノクロっぽく仕上げるのもありでしょうけど、

今回は色に注視して仕上げました (・∀・)b

 

でももうこの構図は卒業ですかね~。

もう3年続けて撮ってるし、これ以上のガスの表現は難しいかもです。

ってことで来年は、もっと淡い北のガスを・・・( 。-ω-)-ω-)-ω-)

 

burogumurabana

ケッチャプ君1hp