ボツにするつもりだった北アメリカ星雲

北アメリカ星雲

  • FSQ85ED 主焦点 450mm
  • SXP赤道儀  LPS-P2光害カットフィルター
  • NexGuideオートガイダー GS60Sガイド鏡
  • EosKissX2 IR改造 ISO1600 8分×2
  • ステライメージ フォトショップエレメンツで画像処理
  • 6/8 AM12:00~ 奈良県山辺郡山添村神野山

 

はくちょう座の散光星雲、NGC7000北アメリカ星雲です。

この北アメリカ撮影時、NexGuideとスターブックのケーブルを繋ぎ忘れてたんですよね。

なので結果的に8分間、ノータッチガイドになってました (・´ω・`)ゞ

8分間ノータッチでも星を点像にする腕があれば問題ないのですが・・・当然派手に流れました。

2枚コンポジットした画像がこちら↓

露光時間も短いし、こりゃもう使えないな・・・ってことで放置してたのですが・・・

梅雨の晴れ間もまったくなく、ネタも底をついたので無理やり処理することにしました。

ステライメージでレベル調整とデジタル現像をしたら、ますますエラーが盛大に !!(○ω○;);

ピクセル等倍切り出し画像がこちら ↓

 

ガイドエラーを補正するにはぴんたんさんのPITとゆう素晴らしいソフトがありますが、今回はステライメージを使って自己コンポジットしてみました。

で、処理の終わった画像がこちら、ピクセル等倍 ↓

汚いです。星像もいびつ。13ピクセルも移動させれば、そりゃこうなりますよね (^_^;)

「ええねん、拡大表示せえへんかったらええねんっ」と、あとはもう成り行き任せの画像処理で仕上げましたが、特に北アメリカ上部の微恒星は酷いです。

目を細めるか、モニターから3メートルほど離れて見ると、綺麗かもしれません (=_=)

 

 

 

 

網状星雲をモザイク合成してみた

網状星雲

クリックで拡大

 

以前撮った網状星雲をモザイク合成してみました。

東側は5月6日に鶴姫公園、西側とピカリングの三角形は6月8日に神野山で撮影しました。

ステラナビゲータの画像マッピングに貼るとこんな感じ↓

 

背景の暗さも微恒星の明るさもかなり違ったので、東側を全体的に暗くして微恒星を目立たなくしました。

モザイク処理には以前、さとうさんが紹介されてたマイクロソフトのImage Composite Editorを使ってみました。

ふたつの画像をドラッグ&ドロップしただけで、あ~ら不思議~  Σ(゚◇゚;)!!

あっとゆうまにモザイク合成の出来上がり~

あまりの簡単さにつなぎ目が間違ってんじゃないか・・・と思ったくらいでした (;^ω^A

 

で、モザイクするつもりで撮影してなかったので、当然はんぱな黒い部分ができてしまいます。

ちょっとお遊びで、フォトショのスタンプツールで右下の黒い部分を塗ってみました。

網状星雲

クリックで拡大

パッと見、わからないですよね (^_^;)

 

機会があれば、ちゃんとモザイクしてみようと思います。

ただ、レデューサーがあればモザイクしなくていいんですけどね~。

梅雨時期のポチリヌス菌に罹患したとしても、ためらう値段なんですよねぇ (´Д`;)

 

 

 

散開星団M29と球状星団M68

M29

  • FSQ85ED 主焦点 450mm
  • SXP赤道儀  LPS-P2光害カットフィルター
  • NexGuideオートガイダー GS60Sガイド鏡
  • EosKissX2 IR改造 ISO1600
  • 総露出時間24分 (3分×8枚)
  • ステライメージ フォトショップエレメンツで画像処理
  • 6/4 PM10:30~
  • 大阪府貝塚市善兵衛ランド天文台駐車場

 

はくちょう座の散開星団、M29です。画像中央の7~8個の星団がそうです。

最初に元画像を見たとき「写ってへん・・・導入失敗か?・・・」と思いました (・´ω・`)ゞ

地味ですね。ただ暗い場所で長時間露出をすると赤い散光星雲が写って綺麗かもしれません。

 

 

M68

  • FSQ85ED エクステンダー 680mm
  • SXP赤道儀  LPS-P2光害カットフィルター
  • NexGuideオートガイダー GS60Sガイド鏡
  • EosKissX2改 ISO1600 総露出時間20分(5分×4枚)
  • ステライメージ フォトショップエレメンツで画像処理 トリミング
  • 5/8 PM11:00~ 大阪府貝塚市善兵衛ランド天文台駐車場

 

うみへび座の球状星団M68です。かなり前に撮って処理してたのですが、UPし忘れてました。

多段階露光でもすればよかったのかもしれません。つぶつぶ感なし d(・´ω・`)

 

 

以前、鶴姫で撮った天の川いて座あたりです。M29とM68が地味だったので載せました。

鏡筒に非改造カメラの60Dを同架して撮ったのですが、鏡筒の先も写ってました~  (*≧∀≦)ゞ

 

曇り空が続いてますね。早く梅雨明けしてほしいです。

月にいちどは赤い星雲を撮らないと、禁断症状で手が震えてくるんですよねぇ ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル  ←ウソです

 

 

 

 

 

フラット撮影したほうがいいかも・・・ってことで

以前から気になりつつもずっとスルーしていたフラット撮影をすることにしました。

で、A5サイズのELシートをポチッとな。 通常はピンクですが通電すると青白く発光します。

シート状でペラペラなので、このままでは使いにくいです。

天体ショップダイソーで買ってきたA4ケースに、鏡筒フードの外径と同じ寸法の穴をあけました。

クリアファイルにELシートと減光用のトレーシングペーパーを入れて・・・

穴を開けたA4ケースに入れます。

こんな感じ ヾ(*´・∀・`*)  これを鏡筒の対物レンズ側にかぶせると・・・

はい出来上がり。 風が吹いても大丈夫~ (´ε`*人)

こんな感じで撮影終了後にフラットフレームの撮影をしようと思ってます。

減光加減や露出時間はヒストグラムを見ながら決めるつもりです。

撮影枚数は最低でも64枚は撮ろうかな と思ってます。余裕があればもう少し撮ったほうがいいかもしれません。

効果のほどを検証したいのですが・・・台風きてますね 彡(テ_テ) 彡

 

 

 

LBN487 アイリス星雲 1回目

アイリス星雲

  • FSQ85ED 主焦点 450mm
  • SXP赤道儀  LPS-P2光害カットフィルター
  • NexGuideオートガイダー GS60Sガイド鏡
  • EosKissX2 IR改造 ISO1600 8分×8
  • ステライメージ フォトショップエレメンツで画像処理
  • 6/8 AM1:50~ 奈良県山辺郡山添村神野山

 

ケフェウス座の散光星雲、NMB48・・・ではなくてLBN487アイリス星雲です。

以前、ミッチーさんから「鶴姫でいちど撮ってみて」とお奨めいただいてた星雲です。

遠征地としては、明るめの神野山で1時間露出。ダメだとわかっていたんですが、どんな感じになるか撮ってみたかったんです。

やはり、黒いモクモクや淡い分子雲が出ませんね (・´ω・`)ゞ

粗くなってしまったうえに、濃淡もなくノッペリした感じ。上部の淡い所が変に赤っぽいです。

ミッチーさんのおっしゃってた天文ガイド2011・10月に掲載されているアイリス星雲を善兵衛ランドで見ましたが、そりゃもうすごいのひとことでした Σ(°д°lll)  ガーン

あの作品に近づくにはかなり暗い空でないと厳しそうですね。

まぁ、近づくどころか処理をすればするほど遠のいていく気がしますが。

また、再チャレンジしようと思ってます。なのでタイトルも「1回目」としました (*ノωノ)

 

あまり雨の降らない梅雨ですが、かといって快晴でもなく撮影できない日が続いてます。

次の新月期も厳しそうですねぇ~  (-”-;)ウーン