カモメが飛ぶ季節になりました

カモメ星雲

・イプシロン130D ・SXP赤道儀
・撮影カメラ ASI 183MM Pro 冷却-10℃
・RGB各5分×6 ・撮像NINA・PHD2ガイド
・ガイド鏡 GT40・ガイドカメラ ASI120MM Mini
・ステライメージ8・フォトショップCC2019
・2020/12/13 0:03~  ・和歌山県すさみ町

 

いっかくじゅう座を飛翔する かもめを撮ってみました~ ((○>∀・)ノ

1000mm超えてくると、かなりはみだしますね。

かもめさんの顔から左翼上部にあるsh2-293を入れたいところですが、

縦構図でないと入ってくれません。

当日は「横構図の日」だったので-293は諦めて、ふたつの散開星団を取り入れてみました。

毎年、イプシロンに6Dで全体を撮ってたんですけど、

この焦点距離だといろんな構造が見えてきて、興味深いです。

 

当日は風が強くて、予定通り撮影が進まなかったんですよ  (-д-;)

なので、「L画像はもういいんぢゃね?!」ってことで、Lは撮らずにRGBだけの時短撮影。

で、処理の段階でRGB画像をL画像として、全部ぶっこみました。

タカsiさんから教わった「酒の呼吸 L之型」で全集中処理です ( ー`дー´)_/

 

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今回、SXP赤道儀の子午線越え反転指示のタイミングを、最大限にまで延ばしました。

最大限にしても、干渉までまだまだ余裕がありそうです (・ω・)b

あと、最近実装されたPHD2のマルチスターガイドも試してみました。

シングルスターガイドよりも安定・安心感ですね~。

ま、ガイドグラフはほとんど見てないんですけどね・・・(-_-)

 

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強風で飛ばされないように養生テープで固定されたノートPC。。。

マウスも両面テープでくっつけてます。ウソです。。。

 

強風と薄雲発生で、思うように撮れなかった師走遠征。

かもめもB画像が薄雲で天然ソフトフィルターになったので、

すぐに撮りなおしたんですよ。

なんとかお天気持ち直してくれて助かったんですが。。。

 

ってことで、かもめ星雲。

「今年の画像、今年のうちに」でしたっ!! ( ・∀・ )ゞ

 

 

burogumurabana

ケッチャプ君1hp

 

 

M101 回転花火銀河

回転花火銀河

・イプシロン130D ・SXP赤道儀
・撮影カメラ ASI 183MM Pro 冷却-10℃
・L3分×18・RGB各5分×5・撮像NINA・PHD2ガイド
・ガイド鏡 GT40・ガイドカメラ ASI120MM Mini
・ステライメージ8・フォトショップCC2019  トリミング
・2020/12/13 3:08~  ・和歌山県すさみ町

 

みなさん、観ましたか~!!

木星・土星、まさに大接近でした~!! (〃ノωノ)゚

望遠鏡で観ると、視野内に木星・4大衛星・土星・タイタン。

約400年ぶりの接近ですか。なんだか感動です。

また60年後にお会いしましょ~ ヾ(;ω;) 114か・・ムリ

 

ってことで、大接近祭りの次は、春の銀河祭りです。

とはいえまだオープニングですからね。

写りやすい視直径の大きな銀河を狙ってみました ( -_[◎]oパチリ

途中で薄雲通過もあったようで、すっきりしない仕上がりになりましたけど・・・

けっこうなトリミングを施してみました。

 

1213susami4あと今回初めて、試しにHαを撮ってみたんですよ。

撮影終わってELパネルを使ってのフラット撮影。

LRGBそれぞれ撮って、Hαのフラットを撮ろうとしたらNINAさんに・・・

「暗すぎてダメっ!!」「今度は明るすぎっ!!」「あかんっ!!やり直しっ!!」

・・・とダメ出しを食らい続けまして・・・。

光源やフラットウィザードのスライダーを調整しても「ダメっ!!」の一点張り。

「もぉええっ!! フラットなしやっ!!」ヽ(`Д´)ノ  プンスコ

ま、どうせ2枚しかHα撮ってなかったのでね。今回はHα無しで仕上げました。

次回はスカイフラットで撮ってみることにしよう。

 

てなわけで、今年もくるくる回ってたM101回転花火でしたっ!!

‹‹\(´ω` )/››‹‹\( ´)/››‹‹\( ´ω`)/›› クルクルクル~~~

 

burogumurabana

ケッチャプ君1hp

 

 

ぎょしゃ座 FiveStarどくろ星雲

IC410

・イプシロン130D ・SXP赤道儀
・撮影カメラ ASI 183MM Pro 冷却-10℃
・L3分×17・RGB各5分×5・撮像NINA・PHD2ガイド
・ガイド鏡 GT40・ガイドカメラ ASI120MM Mini
・ステライメージ8 フォトショップCC2019
・2020/12/12 20:52~  ・和歌山県すさみ町

 

ふたご座流星群前夜祭の夜、1対象目はぎょしゃ座のIC410です ( ´∀`)b

撮影中も、容赦なく吹き荒れる強風・突風。

時折やってくるこの突風が困ったもんなんですよねぇ。。。

どこからともなく聞こえてくる地鳴りのような音。

ゴォー―ーーッ!!!!!  きたっ(゚ロ゚ノ)ノ!!!

ビューーーーーーーーーーーーッ!!! ヽ(´Д`ヽ) ヤメテー

 

帰宅後、元画像を確認。そっと画像を閉じましたよ。。。(-_-)

まぁ、ある程度の星ビョ~~~ンは仕方ないですね。

イプシロンにSXPなので、なんとか耐えてくれたようです。

許容範囲を超えた画像もちょっぴり使って仕上げました。

 

1213susami2

 

色の綺麗な輝星FiveStarは、メロッテ31のカタログナンバーがついてます。

このFiveStarを中央に挟んで、IC405勾玉星雲とIC410どくろの構図も多いですね (*´ω`)

どくろ星雲、今回はBの成分を強調してみました。

赤一辺倒になりがちな星雲ですけど、こうすると濃淡も出て立体感アップです ( ゚ェ゚)b

淡い青の左上、ややピンク寄りのニョロニョロっとしたのが2本あるんですけど・・・

この部分が「おたまじゃくし星雲」と呼ばれる所以のようですね。

これはナローでクローズアップが楽しいかもです。

・・・って、いまだにナロー撮ったことないですけどね。

フィルター入ってるのに・・・(。-ω-。)

 

というわけで、ふたご座流星群の夜。星像も流れてた、ぎょしゃ座IC410でした (*TーT)

 

burogumurabana

ケッチャプ君1hp

 

流れたよっ!! ふたご群前日出撃!!

ふたご座流星群

ふたご座流星群をイプシロンで撮ってみました~!! ヽ( ´¬`)ノ

おりおんショットを撮ってるときに「はい、どうぞ」と言わんばかりに流れてくれました♪

 

ふたご群極大日の前日12日夜。

南国和歌山にレッツラゴーです ε=ε=(o ・ω・)o

到着時にはすでに数人の星屋さんが設営済。

ぎょしゃ座をつらぬく冬の天の川も見えてます。

が、強風が・・・三( +ω+) ビュー

あちこちでコンカラコーンっと、物が飛び転がる音が聞こえる。

これはいかん。今夜はすさみ名物「恐風の日」だ (T_T)

なかなかいいさんのノートPCが宙を舞う。。。

割れやすい透明バーチや小物類を急いで車中に。

ノートPCは養生テープで固定です。

 

なんとか設営して撮影開始っ!! ヽ(*゚ω゚)ノ

ベルヴェデーレの宿泊者さんに星空案内をしたりして時間が進む。

そして晴れた日にはほぼいらっしゃる津村さん。

いつものようにドブでディープスカイを見せていただきました♪

 

1213susami1

超立体的、ほんのり色も見えるオリオン星雲。

燃える木の暗黒帯に萌え、エスキモー星雲の構造に驚く!!

そして、もはや神業としかいいようのない手動導入技術に驚く!!

やっぱ大きな筒での眼視はいいな。持ってきた眼視用屈折は出さないでおこう (-_-)

 

で、ふたご座流星群。極大前日でしたけど、朝まで30個以上見ることができました。

流星観察目的だけなら、もっと見えたでしょうね ヽ(*゚ー゚*)ノ(ノ*゚ー゚)ノ☆彡 

ただ、狙ってると撮れない流星群。

ふたご座あたりを構図に入れて撮った300枚には・・・

 

ふたご座流星群

ふたつ て・・・(T_T)

ふたご座付近なので、小さいとはいえ。。。

でもま、ピーク前日ですからね。

たくさん見れただけでもよかったです  (*^ー゚)b

 

恐風のほうは、夜半過ぎるとともにおさまってきて、ときおり吹く風に。

薄雲が覆う時間帯があったものの、なんとか朝まで撮影することができました

 

moonvenus

薄明開始とともに昇ってきた月と金星。

朝焼けの中で輝く姿が美しいです。

 

ってなわけで、撮影した直焦点画像はまだ見てないんですが・・・

果たして何枚、風でビヨーンとおにぎり星像になってるのか・・・。

「流れたよっ!! 星像も!!」となってないことを祈るばかりです ( ̄人 ̄)オネガイ

 

 

burogumurabana

ケッチャプ君1hp

 

 

とっても淡いよっ!! NGC1333

ngc1333

・イプシロン130D ・SXP赤道儀
・撮影カメラ ASI 183MM Pro 冷却-10℃
・L3分×25・RGB各5分×6・撮像NINA・PHD2ガイド
・ガイド鏡 GT40・ガイドカメラ ASI120MM Mini
・ステライメージ8 フォトショップCC2019
・2020/11/14 8:51~  ・奈良県五條市大塔

 

プレステ5購入抽選、ずっと落選し続けてるおりおんです ( ;∀;)

ってことで、ずっと寝かせていたペルセウス座の難物に手をつけました。

淡い青が美しいNGC1333、それ自体は明るいんですけど、その周りがね。

暗黒帯やら分子雲が厄介なんですよ。

 

このあたりの領域は数年前から6Dでも何度か撮影してまして・・・

ずっと「二度と撮りたくない場所第一位」でした。

 

IC348NGC1333

・イプシロン130D   430mm F3.3
・SXP赤道儀 ・M-GEN ・ディザリング
・EOS 6D(SEO-SP4) ISO3200  総露出時間 249分
・ステライメージ8 フォトショップCC2018
・2017/10/1  3分×32   2018/11/10  3分×51 奈良県五條市大塔

 

2年前、秘伝のタレも使って総露出時間4時間で、なんとか天文誌掲載。

やっとのことでラスボスを倒した感があったんですよ。

で、今回。焦点距離1000mm超でモノクロカメラ。

NGC1333の単品狙い撃ちなんて、「お茶の子さいさいさっ♪」と思ってたんですよ。

ところがぎっちょん。

こてんぱんに打ちのめされました  (;一ω一||)

「焦点距離が長くなったら処理は簡単になるよ」と言ってたのは誰?と思いましたね。。。

 

40mm348_1333subaru

 

みんな大好きカリフォルニア星雲とすばるの間のうすうす領域。

軽く撮っただけでは写ってくれない淡さです (・´ω・`)ゞ

デジカメでもCMOSでも時間をかけて撮らないと、思うように表現できないですね。

でもこの今の季節ならいい場所にあるし、オリオンが昇る前に狙うのもいいかもしれませんよ。

てなわけで、分子雲を控えめに仕上げてみたNGC1333でした (・ω・)b

 

burogumurabana

ケッチャプ君1hp