ケフェウスの星雲群 1年熟成させました。


ケフェウス座

・Apo-SonnarT* 2/135  F2.0→F2.8
・GP2ガイドパック こたチューン ノータッチガイド
・EOS 5DMarkⅡ(IR改造) ISO1600 3分×20枚
・ステライメージ7 フォトショップCC
・ディスプレイEIZO CS230 & RDT231WM
・2017/9/25 23:14~ 奈良県五條市大塔

 

やっとこの画像を出せる時がやってきました (゚∀゚*)ノ

満を持してお届けする・・・というわけではなく、

昨年9月に撮ったんですけど、単に処理を後回しにしてしまっただけです。

気づいたら正月を迎え、桜も散り、夏になってました (=_=)

 

ネタもないし、そろそろアレを出してもいい季節だな・・・ってことで。

壊れたPCから、元画像を探し出し、処理してみました。

 

いや~、久しぶりにアポゾナーの処理をしてみましたが、やっぱ微恒星が小さいです~!!

でもやっぱ、アポゾナーいいぞ ♪ 自分のレンズじゃないけれど。。。

 

autumn

 

で、ケフェウスの星雲群、こうしてみるとクエスチョンマーク星雲デカいねっ www

真ん中 下あたりにクワガタがあるんですけど、これは思いのほか小さいです。

クワガタはバブル星雲と撮ることが多いですね~。

おりおんの好みとしては、その右上の洞窟星雲、

そして、そのまた右にあるAraiのヘルメット星雲付近です (#^.^#)

 

星雲は単品で撮るのがいいかもしれませんね。

あれもこれも、てんこ盛りで撮ってみたんですけど、難易度高かったです (T_T)

星雲よりも、星々・天の川が難しい印象でした。

 

 

てことで、秋から冬の星雲を撮る季節になってきましたね。

関西は、ド快晴の満月期なんですが、この晴れを新月期に置いといてほしいです。

 

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meijinkai

 

 

はくちょう座 おかぺりサドル付近


北アメリカ星雲

・シグマAPO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM
・EOS6D HKIR改造  ISO3200  2分×32枚 F2.8 → F3.2
・GP2ガイドパック こたチューン ノータッチガイド
・ステライメージ8 フォトショップCC2018
・ディスプレイ EIZO CS230 & RDT231WM
・2018/7/14 23:12~ 奈良県五條市大塔

 

はくちょう座の赤い星雲群を撮ってみました~ (^^)/

フルサイズで150mm前後、APS-Cだと90mm前後で

おかぺりとサドル付近が入る構図になりますね。

導入も、デネブとサドルが目印になるので、わかりやすいです。

 

はくちょう座

 

改造カメラを手に入れて、「よしっ!! 夏のおかんとサドル付近」を撮ってみようと

鏡筒・レンズを向ける星屋も多いでしょう。

この領域、赤い星雲を炙り出そうと「赤」にこだわりすぎるといけませんよ~。

必死のパッチで赤を出そうとするあまり・・・

「暗黒部や、天の川まで赤に寄ってしまったよ~」と、なりがちです。

ヒストグラムを見ると、赤の雪崩が起きてるはず  (ーー;)

ここは、星雲と背景のメリハリをつけて、弱火でじっくり炙り出しましょう。

 

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星雲自体も赤一辺倒ではなくて、おかんはやや輝度が高く・・・

サドル付近の星雲群は濃淡もあって、場所によって色の違いがあったりします。

天の川も、サドル付近は「夏の天の川」ですけど、おかんから左側は「秋の天の川」になってきますね。

もう少し広角で撮ると、天の川の違いもわかっておもしろいです ヽ(*゚ω゚)ノ

 

 

てことで、8月の新月期は未出撃完全ボウズとなりました~ (T_T)

雑誌投稿どころか、ブログ存続の危機。

なんとか、ごまかしごまかし乗り切ろうと思います (T_T) www

 

 

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meijinkai

 

ケフェウス座IC1396&フライングバット

ic1396

・シグマAPO MACRO 150mm F2.8 EX DG OS HSM
・EOS6D HKIR改造  ISO3200  2分×26枚 F2.8 → F3.2
・GP2ガイドパック こたチューン ノータッチガイド
・ステライメージ7 フォトショップCC
・ディスプレイEIZO CS230 & RDT231WM
・2018/5/15 2:50~ 奈良県五條市大塔

 

すっかり秋めいてきませんが、夜空は早くも秋の装いです。

ケフェウスのうすうす、IC1396とsh2-129フライングバット星雲を撮ってみました~ (^^)

太陽の約1400倍の赤色巨星ガーネットスターを要するIC1396はお馴染みですね。

この1396、ICカタログのわりには明るくてよく写ってくれるんですが・・・

その上のフライングバット、これがなかなかの薄々です。

 

ケフェウス座

 

場所はとってもわかりやすいんですけどね~。

軽い気持ちで撮ると、単なるシミのようにしか写ってくれません (´-ω-`)

数年前、気合いを入れて直焦点でガッツリ撮ったんですが・・・

パックマンの赤いモンスターのような仕上がりになってしまいました (T_T)

これはその名称のとおり、周りのアーチ部分をうまく表現して、

星色でアクセントをつけるのがいいかもしれませんね。

 

で、やはりフライングバットといえば、ダイオウイカです。

この赤い星雲の中に淡いブルーなダイオウイカのようなガスがあるんですよね。

これはデジカメでは無理でして、ナローのOⅢじゃないとダメなようですが・・・

そこをなんとか炙り出すのがおりおんです  (´ー+`)キラーン

 

ダイオウイカ

 

2年前のネタをそのままなんのひねりもなく使い、

ダイオウイカの画像は2年前のをコピペ!! はっはっは~

・・・・すん↓ませーん↑(゚∀゚)!

 

ケフェウスからカシオペアにかけての天の川は夏のそれとは違って、繊細な雰囲気ですね。

食指の動く赤い星雲も多いので、秋の夜長が楽しみです。

ただ、新月期になったとたんに曇りベースなお天気。

ペルセ群前後3日間だけでも、晴れてほしいもんです (´-ω-`)

 

 

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meijinkai

 

エビで天ガを釣りました~!!


tenga9

 

天文ガイド9月号、入選しました~  (pq*´∀゚)♪

天ガ誌面リニューアルで、カッコよくなってますね!!・・・すりすり  人( ˘ω˘ )

 

さそり座IC4628なんですが、選評にもあるように、南に低いんですよね。

撮影場所は東から南は真っ黒けなんですけど、南に小山があるんですよ。

なので、低空を撮るのは難しい・・・(=_=)

てなこともあって、ずっと撮らずにいたんです。

 

ところがぎっちょん、5月の遠征で こたろうさんがエビに鏡筒を向ける Σ(゚◇゚;) !

おそらく、ここ大塔でエビに筒を向けたのは、こたろうさんが初めてでしょう。

と、その横で設営されてた吉田さんも、同じく鏡筒をエビに向けました Σ(゚◇゚;) !

その2人の姿を指をくわえて見るおりおん 「エビか・・・いいな・・・(=_=)」

 

そして、さそりが南中を迎え、南の小山にエビが隠れる時刻。

撮影枚数が少なく肩を落とすエビ釣り人ふたりの姿を見て、ほくそ笑むおりおん・・・

「これは早いタイミングで撮って枚数を稼ごう・・・(ΦωΦ)フフフ 」

 

IC4628 エビ星雲

 

 

満を持して迎えた6月新月期。さっそくエビに筒を向ける [〇]д ̄)

かなり早くから露光を開始して、前半使えないのは捨てました。

後半も小山が写ってしまったのはポイして・・・

それでも、3分を26枚という、低空・小山が迫るシチュエーションにしては大漁上出来です (*≧∀≦)ノ

 

いや~今回の入選は、おふたりの撮影を拝見したおかげですよ。

もう足を向けて寝れません。おしりを向けて寝ます (´-ω-`)

 

 

burogumura5

meijinkai

 

 

超新星残骸!! はくちょう座ループ

網状星雲

・イプシロン130D   430mm F3.3
・SXP赤道儀 ・M-GEN ・ディザリング
・EOS 6D(SEO-SP4) ISO3200 3分30秒×32枚
・ステライメージ7 フォトショップCC
・ディスプレイEIZO CS230 & RDT231WM
・2018/6/17 1:23~ ・奈良県五條市大塔

 

タイトルは大げさですが・・・あみ嬢です (*゚ー゚)>

 

まさかの朝まで快晴だった6月撮影分です。

ほんとに晴れるとは思ってなかったので、撮影も無計画でした。

とりあえず今年も撮っておこうかな・・・

ってことで、あみ嬢に鏡筒を向けてみましたよ~(^^♪

 

毎年撮ってますけど、星雲・輝星、そしてアホほど多い微恒星と

処理のポイントがてんこ盛りな領域ですよ~。

 

ここ最近、ずっとナチュラルに仕上げてたんですけど、

そこはやはり、あみ嬢ですからね。

素敵な夜を過ごしてのお持ち帰りなので、

彩度も少し張り切ってみました~ ○`∀゚)ノ゙ イヤッホーイ

 

はくちょう座ループ

 

あみ嬢なんですが、全体がシャープレスカタログの103のようですね。

で、やや輝度の高いフィラメント状星雲にNGCをつけたようです。

おうし座レムナントやふたご座クラゲ星雲のようにはっきりとではないですが、

全体が丸~く繋がってるようです (:]ミ

そのイメージで仕上げようと思ったんですが・・・

デジカメではかなり厳しいようですね。超淡い部分が出ません。

時間をかけて撮れば、なんとかなるかもしれませんが (´-ω-`)ムリカモ

 

NGC6960の右側に赤茶色のガス、通称ウ〇コガスもありますね。

このガスも淡いです。

赤と青のフィラメント、今回も青を強調して仕上げてみました。

「青がなかなか出ないよね・・・」と、

通勤ラッシュの御堂筋線でも、よく耳にするんですが・・・。

彩度100%にして青があれば、何とかなります♪ (-ε´・+)b

 

ってことで、直焦点の在庫が底をつきました~。

暑いですけど、この快晴のまま、新月期になってほしいですね ☆彡

 

 

burogumura5

meijinkai