目を閉じても見えるすばるを目指したんですけどね

すばる

・FSQ85ED レデューサー 327mm F3.8
・SXP赤道儀  HEUIB-Ⅱフィルター
・Nex Guideオートガイダー GS60Sガイド鏡
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理

・2015/8/24 1:12~ EosKissX2改 ISO1600 8分×8枚

・2015/9/12 0:20~ EosKissX4改 ISO1600 8分×8枚

 

目指したんですけど、挫折しました・・・。

8月24日にすばるを撮ったものの淡い分子雲が出なくて しばらく寝かせてました。

で、今月の新月期に同じ構図で追加撮影。ただ、カメラはX2からX4に替えたんですよ。

同じAPS-Cなのでステライメージで普通にコンポジット出来ると思ったんです。

ところがぎっちょん、まったく合いません。

しかたなくフォトショップで差の絶対値を使ってチマチマと合成したんですけど、これまたうまく合いません。

すばるに合わせると周辺が合わず、周辺に合わすとすばるの星々が合わず (;´Д`)

けっきょくすばるの明るい星々に合わせて、周辺の星は捨てました。

なので周辺の星像は流れたようになってます。

 

EOS Kiss X4改 キヤノンEF40mmF2.8STM F2.8→F3.5 ISO3200 2分30秒×6枚 ポータブル赤道儀CD-1

 

周辺の微恒星を捨てて、総露出時間128分の画像を得たんですけど出ませんねぇ~分子雲。

もうこれで限界です(; ̄д ̄)

分子雲に執着せず、普通に処理して仕上げたほうがよかったかも・・・。

 

 

先日の中秋の名月、スーパームーンは快晴の関西でした。

ほんと晴れますね〜満月期は。特にスーパームーンっていつも晴れてる気がします。

引力の影響かなんかで雲が湧かないんじゃないかって思ってしまいますよ。

 

※10月1日追記

 

リクエストがあったのでX2撮影画像とX4撮影画像を載せておきます。

どちらもJPEG撮って出しです。

同じ撮影地、機材も露出時間も同じですが、こうして比べてみるとやや明るさが違いますね。

別日に追加撮影する場合ですけど、パソコンを使ってないのでけっこう面倒です。

事前にスマホに画像を送っておいて、そのスマホの画像と試写で得られたカメラの背面モニターを見比べて、ほぼ合うまで繰り返し微調整します。

撮影対象そのものではなく、ほどほどあかるい恒星の位置で調整することが多いですね。

このX2とX4の場合、左右はほぼ合ってますけど、上下が合ってませんね。

X4がもう少し下でしょうか。

コンポジットして合わない部分はトリミングするので、やや写野が狭くなりますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケフェウス座の・・・そうです1396です

IC1396

・FSQ85ED レデューサー 327mm F3.8
・SXP赤道儀  HEUIB-Ⅱフィルター
・Nex Guideオートガイダー GS60Sガイド鏡
・EosKissX2改 ISO1600 8分×8枚
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
・2015/8/15 21:01~ 奈良県五条市大塔

 

もう少し左でした (*゚ー゚)>

少し前に流行りましたね。作例もたくさんあって、皆さんそれぞれのIC1396。

赤色、朱色、ピンク色、ナローバンド・・・撮り方や処理方法によってかなり変わりますね。

赤一辺倒にならないように処理しましたが、色はしば漬みたいになりました。

大きくて色鮮やかな対象ですけど、像の鼻や暗黒帯も興味深いですね。

 

 

今シーズン2度目のIC1396。前回は北の明るい場所で撮ったのでかなり無理をしました。

やはり暗い場所で撮ると処理が楽ですね。

あと、毎年撮影する対象ですけど、初めて撮った時はガーネットスターが恐ろしいことになってしまってトリミングしました。

2Lサイズでプリントしたその画像は今も部屋に貼ってますが、ケバケバしい色合いに加えてすべての星が白く飛んでます…(*ノ゚ω゚)ノ

 

 

おそらく3年前に撮ったと思うんです。(クリックしても大きくなりませんwww)

フラットも撮ってないですね。マスク処理もしてないです。

なんでコレをプリントしたのか覚えてませんけど、うまく撮れたと嬉々としてプリントしたんでしょうねぇ。

かわいらしいもんです ヾ(-`ω´-o)ゝ たまに見直すといいもんですよ(笑)

 

天の川

EOS Kiss X4改 キヤノンEF40mmF2.8STM F2.8→F3.5 ISO3200 80秒×2枚 ポータブル赤道儀CD-1

 

夏の天の川もそろそろ終わりですね。

シルバーウィーク後半、関西では月が沈んだ頃から快晴だったようですね。

曇りと思い込んでたおりおんは予報を見ることすらせず、ビールを飲んで「あの花」を観て泣いてました。

痛恨の極みです。まめにチェックしないとダメですね (ノ_-。)

 

 

 

 

 

 

 

 

さまよい歩いた洞窟星雲

洞窟星雲

・FSQ85ED レデューサー 327mm F3.8
・SXP赤道儀  HEUIB-Ⅱフィルター
・Nex Guideオートガイダー GS60Sガイド鏡
・EosKissX4改 ISO1600 8分×16枚
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
・2015/9/11 21:07~ 奈良県五条市大塔

 

ケフェウス座のSh2-155洞窟星雲付近です。

初めて撮りましたけど、なかなかの強敵ですね。

かなり淡いと聞いていたので今回は2時間という、おりおんにはかなりの長時間露出。

ほんと1対象2時間は長いですね〜。途中でなんどタイマーストップに手がいったことか・・・ヽ(  ̄д ̄;)ノ

本来ならもっと時間をかけたほうがいい対象なんでしょうけどね。

 

JPEG撮って出しの元画像です。

明るい部分はなんとなく写ってくれてます。いつもヒストグラムはこれくらい、もしくはもう少し右寄りです。

やや露出オーバー気味でしょうか。まあ、暗いよりはいいかと・・・(^_^;)

赤い星雲、微恒星、暗黒帯、淡いベール状のガス・・・処理しながら「かなりいろんな物が入り組んだ領域だな」という印象でした。

思ったような仕上がりにはなりませんでしたけど、撮りがいのある領域ですね。

 

 

ちなみに洞窟星雲って、明るいコの字の部分を言うんでしょうか。

たしかに洞窟の入り口に見えなくはないですけど。ちゃうかな・・・(^_^;)

処理的にはその洞窟の部分よりも、周辺が難しかったですね〜。

さまよい歩いて、何度も行き倒れました (´=ω=`);

しばらくは洞窟には行きません。。。。

 

 

 

 

 

 

meijinkai

 

 

 

 

夏の終わりのおばちゃん

北アメリカ星雲

・FSQ85ED レデューサー 327mm F3.8
・SXP赤道儀 LPS-P2光害カットフィルター
・Nex Guideオートガイダー GS60Sガイド鏡
・EosKissX4改 ISO1600 8分×4枚
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
・2015/9/18 22:23~ 和歌山県海草郡紀美野町 のかみふれあい公園

 

昨夜はなんとか撮影できそうな予報。自宅から約1時間、和歌山紀美野町に着いたのは午後8時半。

曇ってる・・・(=_=) 連勝記録ストップか。

ボウズだけは避けたいとの思いでほんのいっときの晴れ間をおばちゃんに向けました。

というか、あれこれ撮り過ぎてて他に撮るものが思いつかなかったんですぅ。

 

ところがぎっちょん、NexGuideは天頂付近はキツイんですよねぇ。

犬が西向きゃ尾は東。鏡筒が上を向くのでとうぜんNexGuideのモニター画面は地面を向きます。

かなりアクロバティックな姿勢を強いられるので首、足腰が変に。

なんとかガイド星を導入しましたけど、少し流れてます(^_^;)

 

EOS Kiss X2改 Samyang 14mm F2.8 ISO1600 2分30秒×1枚 ポータブル赤道儀CD-1

 

おばちゃんの処理ですけど、わりと写りやすい対象なのでやり過ぎると赤くなりがちですね。

赤鬼のようになってしまうと、おばちゃんの怒りをかうことになります。

赤一辺倒にならないように濃淡に気をつけると色合いの変化もでて、おばちゃんの機嫌も上々ですね。

 

当日は5人での撮影になりました。雲の襲来が頻繁でなかなか撮影できません。

あきらめて撤収完了したとたん晴れてきましたけどね。天体撮影あるあるです。

再設営する気も起きないので、帰宅途中は空を見ないようにそそくさと帰路に。

自宅に着いて、ふと見上げてしまった空は快晴でしたよ (ノ_-。)

いや・・・きっと紀美野町はドン曇りのはず・・・そう自分に言い聞かせて眠りにつきました。

 

 

 

 

 

 

meijinkai

 

 

 

 

バーナードループとウルトラの星

M78星雲

 

・FSQ85ED レデューサー 327mm F3.8
・SXP赤道儀  HEUIB-Ⅱフィルター
・Nex Guideオートガイダー GS60Sガイド鏡
・EosKissX4改 ISO1600 8分×8枚
・ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
・2015/9/12 2:02~ 奈良県五条市大塔

 

オリオン座バーナードループとM78星雲ですね。

粗いので目を細めるか3メートルほど離れてご覧ください (=_=)

毎年この構図で撮ってます。構図もほぼ同じ、露出時間も同じ、処理も上達してません。

コピペして使い回ししてもいいかもしれません。はっはっは〜

 

元画像でバーナードループも写ってたので「これは楽勝かも」とおもったんですけどねぇ。

つい淡い部分を出そうとしてしまって、この有り様です。

しかも完成間近のtiff画像をうっかりゴミ箱に捨ててしまったうえにそのまま空に。

処理途中で保存してる画像もあるんですけど、戻ってやり直すのが面倒だったので仕上げはJPEG。

粗さに磨きがかかりました。

 

M78星雲と言えばウルトラの星。

調べてみたら、M78星雲の中にある地球の約60倍の大きさの惑星らしいです。

で、「太陽が爆発したので人工太陽を開発した」ですとっ!!

そうとうな科学力 (+_+)

なんでもその人工太陽の事故が原因でとある放射線をうっかり浴びてしまった研究員がいきなり超人に。なるほど、SFあるあるですな。

でもって、それを聞いた長老が「それええやん」と皆にその放射線を照射。スペシウム光線を出したりできる超人ウルトラ族ができたらしい。

で、その放射線が希薄な外惑星では3分しか体力がもたないので、カラータイマーをつけた・・・と。

なるほどですね〜  (゚∇゚)ナットク

 

ちなみにウルトラの星までの距離は300万光年、遠いですね〜。

で、M78星雲は1600光年・・・ん?

誤植したとされるM87星雲は6000万光年・・・ん? ま、まあええやないですか (;^ω^)

 

EOS Kiss X2改 Samyang 14mm F2.8 ISO1600 3分30秒×2枚 ポータブル赤道儀CD-1

 

レンズの裏側に両面テープで貼り付けてあるソフトフィルターを引っ剥がして撮ってみましたけど、なんだかなぁ〜・・・。

やっぱソフトフィルターあったほうがいいかも。

 

 

 

 

meijinkai