ぎょしゃ座のM38・うお座のM74

M38

  • FSQ85ED 主焦点450mm
  • SXP赤道儀
  • NexGuideオートガイダー GS60Sガイド鏡
  • EosKissX2 IR改造 ISO1600 3分×4枚
  • ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
  • 10/13 11:15~ 奈良県吉野郡野迫川村鶴姫公園

 

月が沈むのを待つ間に撮った、ぎょしゃ座の散開星団M38です。

さすがの鶴姫も月明かりには勝てず、しかも3分を4枚では赤い星雲は出ませんでした。

それでも「少しでも赤いのを出したい」とゆう思いから、粗くなってしまいました (^_^;)

構図も失敗ですね。M38を中心から外して赤い星雲を持ってきた方がいいようです。

 

 

M74

  • FSQ85ED 主焦点450mm
  • SXP赤道儀
  • NexGuideオートガイダー GS60Sガイド鏡
  • EosKissX2 IR改造 ISO1600 3分×4枚
  • ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理 トリミング
  • 10/13 10:40~ 奈良県吉野郡野迫川村鶴姫公園

 

これまた無茶な対象を撮ってしまいました。うお座の銀河M74です。

思いのほか淡くて小さく、月明かりの中で撮る対象ではなかったですね。

これもメシエ制覇のための撮影です。

フェイスオン銀河ですが、短焦点ではあまりおもしろくありませんね。

おそらく「もう二度と撮ることはないリスト」に追加です (ーヘー;)

 

 

 

 

 

ペルセウス座二重星団hχ

二重星団hχ

  • FSQ85ED 主焦点450mm
  • SXP赤道儀
  • NexGuideオートガイダー GS60Sガイド鏡
  • EosKissX2 IR改造 ISO1600 3分×4枚
  • ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
  • 10/13 21:40~ 奈良県吉野郡野迫川村鶴姫公園

 

ペルセウス座の二十星団hχ(エイチカイ)です。

もう何度も撮ってますが、月明かりがあっても写ってくれる星団はありがたいですね。

hχは秋の天の川にあって、双眼鏡や望遠鏡で見ても綺麗な星団です。

なんでメシエ天体じゃないのか不思議ですね。

 

カノープス

EOS60D TAMRON ASPHERICAL XRDⅡ 18mm ISO1600 F3.5→F4.0

ポータブル赤道儀CD-1 180秒

 

下のほうの明るい星はカノープスです。

南極老人星とも呼ばれ、見ると長生きができると言われることもあって、見えるとなんかうれしくなりますね。

撮影当日もみんなで「よく見えてるよ」「どこどこ?」「あっ ほんまや!!」と盛り上がってました。

単なる恒星なのにこんなにテンションの上がる星もめずらしいです (*^_^*)

地上風景を入れるとオリオン座がちょん切れたのが残念でした。

 

 

 

 

 

 

多段階露出で撮ったオリオン星雲

オリオン星雲

  • FSQ85ED 主焦点 450mm
  • SXP赤道儀  LPS-P2光害カットフィルター
  • NexGuideオートガイダー GS60Sガイド鏡
  • EosKissX2 IR改造 ISO1600
  • 総露出時間48分48秒 6分×4枚 5分×4枚 30秒×8枚 5秒×8枚 1秒×8枚
  • ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理 トリミング
  • 10/7 AM2:20~
  • 大阪府貝塚市善兵衛ランド天文台駐車場

 

撮影地のハシゴをした日にいつもの善兵衛ランド天文台駐車場で撮ったオリオン星雲です。

いっこうさんが超光害地にもかかわらず、多段階露出で中心部の飛んでないオリオン星雲を撮られてました。

あと、いつもの善兵衛ランドでどれくらいオリオン星雲が写るのか試したかったのもあって、多段階露出で撮ってみることに。

撮影開始時間が2時過ぎとゆうこともあって南天は3等星もハッキリ見える良好な状態でした。

 

↑すべてJPEG未処理画像です↑

 

6分4枚、5分4枚、30秒8枚、5秒8枚、1秒8枚、それぞれをステライメージでコンポジットしたあとフォトショップで合成。

不透明度を調整しながら合成したんですが・・・思うような感じになりませんでした (・ω・;)

白トビは抑えられましたがトラベジウムの周りがなんか変。 のっぺりとして立体感もないです。

暗いと思い調子に乗って撮った6分露出がよくなかったかもしれません。

ヒストグラムで確認したはずなんですけどねぇ。疲れてたので()´  д`()

処理の段階で使わなければよかったんですが、せっかく撮ったので使いました。

ただ以前撮ったバラ星雲同様、大阪南部でも写るんだな と確認できたことは収穫でした。

 

fuyudome

EOS60D TAMRON ASPHERICAL XRDⅡ 18mm ISO3200 F3.5 20秒固定撮影

 

 

 

 

 

 

トレミー星団 無線のおじさん

トレミー星団

  • FSQ85ED 主焦点450mm
  • SXP赤道儀
  • NexGuideオートガイダー GS60Sガイド鏡
  • EosKissX2 IR改造 ISO1600 8分×2枚
  • ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
  • 10/6 PM19:20~ 和歌山県有田郡有田川町生石高原第2駐車場

 

さそり座の散開星団M7トレミー星団です。中央付近のまばらな星々がそうですね。

いまごろ夏の散開星団?って感じですが、メシエ制覇のための撮影です。

時期も遅く撮影時刻の高度は12度。有田や湯浅の街灯りに埋もれ、粗い画像になりました。

まあそんなことはどうでもよろしい。

撮影当日、現場に着くと1台の車がイカ釣り漁船のごとく煌々と明かりを灯してました。

見るとルーフに長いアンテナが。「無線だなっ  Σ(=ω= )!!」

 

車のそばにはホンダの発電機と明るいLEDライトがまぶしい。「こりゃ撮影できねぇ・・・」

運転席にいるおじさんに天体写真を撮りたいので明かりを抑えてほしいと伝えるとすぐLEDを消して、車内の明かりも漏れないようにしてくれました。

「いい人だ、とてもいい人だ (T-T)」

どこからいらしたんですか?と尋ねると「岸和田から」と。

なんと同じ岸和田!! (T-T)人(T-T) 岸和田市民みんないい人~

 

で、11時頃からドン曇りになったので機材を撤収。おじさんも撤収らしい。

車内を見せてもらうと、秘密基地みたいでカッコいい。

「スカイツリーと同じ原理で、標高が高ければ高いほど障害物がないから遠くまで電波が飛ぶんですわ」

標高1000m超えなら東京まで飛ぶらしい。「車の上のアンテナは4mでこれくらいは普通ですわ」

「たまに無線のコンテストがあって、時間内にどれだけ遠くの人と交信するかを競ったりするんですわ」

「そやから、イベントの時はあちこちの高い山に遠征するんですわ」

SNSやLINEで簡単にコミュニケーションがとれる時代に、わざわざ山奥までやって来て無線を飛ばす。スゴイ。

なんか感動した  ( ;∀;)

 

あと、おじさんがそうゆう世界とはかけ離れた雰囲気なのが印象的でした。

ワンカップとスルメが似合いそうな風貌。(ごめんなさい(*_ _)人スイマセーン)

カウンターテナーのような高いお声で無線について熱く語るその姿にまた感動  ( ;∀;)

 

夜の暗い山にわざわざ来るのはカップルと走り屋と星屋だけかと思ってましたが、いろんな趣味の方がやってきますねぇ。

おかげでいろんな話を聞けて楽しく過ごすことができました。

 

 

 

 

 

 

クリスマスツリー星団コーン星雲付近

クリスマスツリー星団

  • FSQ85ED 主焦点450mm
  • SXP赤道儀
  • NexGuideオートガイダー GS60Sガイド鏡
  • EosKissX2 IR改造 ISO1600 8分×7枚
  • ステライメージ7 フォトショップCS6で画像処理
  • 10/14 AM4:00~ 奈良県吉野郡野迫川村鶴姫公園

 

いっかくじゅう座のNGC2264クリスマスツリー星団コーン星雲です。

上下逆さまに見るとクリスマスツリー・・・に見えるらしいです (・´ω・`)ゞ微妙~

スーパーマリオに出てくる下を向いたパックンフラワーみたいなのがコーン星雲ですね。

下の方にある尾のない彗星みたいなのは、NGC2261ハッブルの変光星雲です。

散開星団もあったりして、賑やかな場所ですね。

 

撮影途中で薄明になってしまったので、使えた7枚で処理。

「主役に諧調を与える」とゆう話をミッチーさんの記事で読んで、クリスマスツリーをメインにして、周りを少し抑え目にしました。

「あっちこっちに諧調を与える技術がない」とも言えますが。。。

 

 

EOS60D TAMRON ASPHERICAL XRDⅡ 18mm ISO3200 F3.5 30秒固定撮影