・イプシロン130D 430mm F3.3
・SXP赤道儀 ・M-GEN Kowa75mm ・ディザリング
・EOS 6D(SEO-SP4) ISO3200 3分×20枚
・ステライメージ7 フォトショップCC
・ディスプレイEIZO CS230 & RDT231WM
・2017/9/25 21:06~ ・奈良県五條市大塔
「淡---------いっ!!」
世の中にこれ以上淡いもんがあるかってくらい淡いです。
サメを横から見たような形から「シャーク星雲」と呼ばれてますが・・・
こういう淡い対象を撮るときは、導入・構図で時間がかかるんですよ。
NGCでもICでもないので、スターブックTENでは一発導入できないです。
傍にある恒星や天体を導入して、そこから少しずつ動かして試写を繰り返し・・・
カメラの背面モニターを見て、星の位置で確認です。
感度を上げて試写しても本体は写ってくれないんですよねぇ。
そんなこんなで、予定していた撮影開始時刻を大幅にオーバー。
18枚ほど撮った時にSXP君から「南中でっせ。反転しまっか?」とメッセージが!!
もう、南中!Σ(=ω= ;)!!!! ・・・たしかにね・・・。
ケフェうすうすの分子雲、たった18枚ではかなりきびしい・・・。
かといって反転させたら、また最初からガイドをやり直し・・・。
どうしようかと悩んでいたら、北から雲が (=_=)
ってことで、SXP君にぎりぎりまでがんばってもらっての20枚で仕上げました~。
赤い星雲のイメージがあるケフェウス座ですけど、分子雲領域も多いです。
アイリスオーヤマ星雲は本体の青も美しい散光星雲ですけど、分子雲も人気がありますね。
そのオーヤマよりも、このサメの雲は淡いかもしれません。
やや明るい鮫の頭部だけを強調してしまうと、口を開けたカエルのようになりますね。
ええ、なってますよ、すでに・・・(=_=)
巨大鮫を表現するには、かなりの露光時間が必要です。
背景には赤いガスがあるようですね。
カブッてるのかと勘違いして、必死で抑えてしまいました・・・(-_-;)
あと、ウネウネって感じの 画像下部vdB152反射星雲もおもしろいです。
ってことで、初めて撮った対象でしたが・・・
シャークだけに上手にできないもんですね・・・ ( -`ω-)✧キラッ